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石戸蒲ザクラ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 石戸蒲ザクラ [2] |
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樹種 | カバザクラ(蒲桜) | |||
幹周 | 6.55m [3] | |||
樹高 | 15.0m [3] | |||
推定樹齢 | 800年 [4] | |||
特徴 | 2本の株立、江戸彼岸桜と山桜の交配種 | |||
保護指定 | 国指定天然記念物 | |||
所在地 | 埼玉県北本市石戸宿 | |||
所在施設 | 東光寺 | |||
撮影日・状態 | 2017.04.10 : 老木なので衰退を心配したが、残った2株の枝張りは広く花付きは見事であった | |||
アクセス | ||||
車 | 圏央道・桶川北本ICから約2.5km | |||
電車 | JR北本駅から約4km | |||
バス | 石戸蒲ザクラ入口バス停、北里大学メディカルセンター線、北本駅西口から乗車 | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 板石塔婆と蒲桜 :内容は以下の写真04を参照 [2] 東光寺の文化財 :内容は以下の写真05~07を参照 ■外部ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース:当桜の登録あり(2000年度の調査記録) [4] 北本市ホームページ :当桜の情報あり [5] ウィキペディア :源範頼について参考 ■少遠景の記録 [6] 天神社のムクノキ :北本市内で最寄りの巨木、史跡の石戸城跡地 [7] 多聞寺のムクロジ :北本市内、北本駅東口の近く、県内最大級のムクロジ [8] 真福寺のクスノキ :北本市内、本堂前にそびえ立つ姿の良い二本 |
巨木と雑記
荒川沿いの北本市の西部、東光寺にある石戸蒲ザクラは、県内でも特に有名な桜でしょう。 エドヒガンとヤマザクラの自然交配種とされる珍しいもので、花弁の色はエドヒガンに近い白色。 国の天然記念物であり日本五大桜の1本にも数えられます(他の4本は、 福島・三春滝桜、 山梨・山高の神代桜、 岐阜・根尾谷の淡墨桜、 静岡・狩宿の下馬桜 )。 この蒲桜は古株の二世代目とされ、現在の姿は南北に少し離れて広がる2株。 枝張りは広くて花付きも良いため、満開の姿は実に艶やか。 現地解説板 [2] には昔の姿を見ることができます。 江戸後期の絵図は、立派な主幹がそびえる姿が。 大正11年頃の写真には、4本ほどの幹が広がる姿が写っています。 蒲桜は伝承によると源範頼の手植えとされます。 範頼は鎌倉時代の武将で源頼朝の異母弟。 北本市と西隣にある吉見町の一帯が領地でした。 石戸の当地も館跡の1つであり、東光寺を開基したのも範頼とされます。 蒲冠者と呼ばれた範頼に因み、石戸蒲桜と呼ばれるようになりました。 [1][2][5] 以下、蒲桜の周辺と解説板の写真です。
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