淡墨ザクラ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 |
淡墨ザクラ |
幹周/樹高 |
9.9m / 16.3m |
樹種 |
エドヒガン(江戸彼岸) |
保護指定 |
国指定天然記念物 |
推定樹齢 |
1500年 |
撮影日/天候 |
2013.04.08 / 晴 |
所在地 |
岐阜県本巣市根尾板所今村(淡墨公園) |
アクセス |
車 |
東海北陸自動車道・間広見IC:国道418、県道93・79、国道157経由.距離36.5km.
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電車 |
樽見駅(樽見鉄道):サクラまで約1km.
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備考 |
大型の駐車場がある.開花時期は混雑する.
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近辺の観光 |
うすずみ温泉四季彩館 /
本巣市観光協会
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近辺の巨木 |
長嶺の大スギ |
巨木の地図
巨木と雑記
淡墨ザクラは、サクラの保護と観賞のために切り開かれた淡墨公園の中央に立っています。
淡墨ザクラは、日本三大桜の1つです(福島:
三春滝ザクラ 山梨:
山高神代ザクラ)。
淡墨ザクラは、開花から散り際まで花弁の色が変わるそうで、散り際の色からこの名前となったそうです。
(蕾:薄いピンク、満開:白色、散り際:淡い墨色)
淡墨ザクラは1948年に文部省の調査によって、数年内に枯死すると判断されます。
その後、医師の前田利行氏の主導による治療や、
作家の宇野千代氏がサクラの保護活動を行ったおかげで、サクラの保護が進み、現在も開花を見ることができます。
撮影日の開花状況は、葉が出てしまっている散り際のちょっと寂しげな状態でした。
枝振りや、花のつき具合から、樹勢は悪くなさそうです。
幹の中が空洞化していますが綺麗に剪定され、これが枯死寸前のサクラだったとは信じがいほどです。
偉大な先人達からサクラの命をつなぐリレーは今も続けられています。このサクラの雄姿を見れることに感謝です。