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    三春滝桜トップページ

    巨木の写真(2021年4月~2010年4月の年月別のページを選択)

    2021.04.03(入場規制あり) 三春滝桜202104
    2019.04.17(夜桜あり) 三春滝桜201904
    2018.04.06(夜桜あり) 三春滝桜201804
    2017.04.20 三春滝桜201704
    2016.04.12 三春滝桜201604
    2015.04.16 三春滝桜201504
    2014.04.18 三春滝桜201404
    2013.04.14 三春滝桜201304
    2012.04.24 三春滝桜201204
    2010.04.18 三春滝桜201004

    巨木の基本情報

    巨木の名前 三春滝桜 [1]
    樹種 エドヒガン(江戸彼岸)
    幹周 7.9m [4], 8.1m [5]
    樹高 19m [4], 13.5m [5]
    推定樹齢 1000年以上 [5]
    特徴 豪華な重層の噴水のような紅枝垂桜
    保護指定 国指定天然記念物
    所在地 福島県田村郡三春町滝字桜久保
    所在施設 公園(町に貸与された私有地?)
    撮影日・備考 2021.04.03( 満開 ) :観測史上で最速の満開、入場規制など観桜に制限あり
    2019.04.17( 満開 ) :夜桜の写真あり、今年は大掛かりな樹勢回復の工事が実施
    2018.04.06( 満開 ) :夜桜の写真あり、例年よりかなり早い満開
    2017.04.20( 満開 ) :天候は好天、昨晩の嵐が影響し散り始め
    2016.04.12( 満開 ) :天候は好天、早朝の気温は氷点下で前日も寒い日
    2015.04.16( 満開 ) :天候は小雨、前日の夜は激しい雷雨
    2014.04.18( 満開 ) :天候は曇、正午前に雨天
    2013.04.14( 八分咲 ):天候は好天、暖かな一日であった
    2012.04.24( 三分咲 ):満開は4月27日頃と例年より遅め
    2010.04.18( 蕾 )  :前日の降雪により周囲に残雪
    アクセス
    磐越道・船引三春ICから約7.3km
    電車 磐越東線・三春駅から約7km、タクシーや臨時バス滝桜号を利用
    バス 臨時バスの滝桜号は三春駅から直通(運行中止の場合あり)
    参考情報 ■現地資料
     [1] 解説板・三春滝桜   :滝桜の根周・枝張や歴史についての掲示、南東側の遊歩道に設置
    ■書籍
     [2] 桜伝奇        :著者・牧野和春 出版・工作舎 ISBN4-87503-230-1
     [3] 大日本老樹名木誌   :著者・本多静六(「国立国会図書デジタルコレクション」より閲覧)
    ■外部ウェブサイト
     [4] 巨樹巨木林データベース:1988年度の調査記録
     [5] 三春町ホームページ  :三春町の歴史、滝桜、臨時バスの情報など参照
    ■少遠景の記録
     [6] 山高神代桜      :日本三大桜の一本(山梨県北杜市・實相寺)
     [7] 根尾谷の淡墨桜    :日本三大桜の一本(岐阜県本巣市・淡墨公園)

    巨木と雑記.滝桜について

     福島県のほぼ中央に位置する三春町。 阿武隈山地の西裾に広がる丘陵地で、町の南部にはダム(三春ダム・さくら湖)があります。 町の中心部を見下ろす丘の上には城跡(三春城・城山公園)があり、江戸期は三春藩の地でした。 三春町には枝垂れ桜の大木が多く、県内でも有数の桜の名所。 町内でも特別な桜が、国指定年天記念物にして日本三大桜の三春滝桜です。
    (他の日本三大桜:山高神代桜 [6]、根尾谷の淡墨桜 [7])

     滝桜は日本三大桜に相応しい、美しさ枝垂桜の巨樹。 幹周は約8m [4][5] もある、国内最大級の大桜です。 太い幹には相当な古木らしい貫禄。 樹勢は良く、直径約50m [1] 近い大きな樹冠を広げています。 まるで巨大な盆栽のように枝先まで美しく、風雅で格調高い立姿。 花盛りの時期には、滝のような花帯を幾重にも纏い、盛大かつ絢爛な花笠を飾ります。 まさに桜の女王と呼ぶに相応しい三春滝桜。 毎年春が近づけば、この大桜を筆頭に福島の美麗な桜たちに焦がれています。 2021年4月をもって、10回目の拝観となりました。

    巨木と雑記.滝桜の古い記録

     滝桜にまつわる古い記録について [1][2]。 滝佐久良の記(天保7年、作者不明)と、 田村郡郷土史(明治37年、田村教育会)に記録があるそうです。 それによると、正保2年(1645)に三春藩に秋田氏が入封したときから既に巨樹であった。 三春藩主のお気に入りの桜で、よく花見に訪れていた。 滝桜は御用木となり、桜の周囲の約三畝(約300平方m)、 米三斗二升五合に相当する地租を免除し、地元民に保護を努めさせたそう。 大きさの記録では、高さ4丈2尺(約12.7m)、周囲3丈2尺(約9.7m)。 光格天皇の御代(1771~1840)、三春藩士の草川次郎なる人物が上洛した際、 宮中で滝桜が話題になった件でのこと。 なお、この樹高と幹周は、林学博士である本多静六氏による著書、 大日本老樹名木誌 [3] にある滝桜のものとほぼ一致。

     以上の伝記に因って、200年近く前から現在と同等の巨樹であり、 古くから人々を魅了し大切に守られてきたことが分かる滝桜。 桜久保という地名も、この事を物語っているのでしょう。 最後に江戸中期の公卿、大炊御門経久が詠んだ歌 [2] を紹介。

     「都まで 音に聞こえし 瀧櫻 いろ香を誘へ 花の春風」