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鑁阿寺のイチョウ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 鑁阿寺のイチョウ [1][3] |
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樹種 | イチョウ (公孫樹) | |||
幹周 | 8.30m [1][3], 10.0m [2], 8.45m [4] | |||
樹高 | 31.8m [1][3], 30.0m [4] | |||
推定樹齢 | 500年 [1], 650年 [2], 550年 [3] | |||
特徴 | 地上高3m付近から双幹で立ち昇る | |||
保護指定 | 栃木県指定天然記念物 | |||
所在地 | 栃木県足利市家富町 | |||
所在施設 | 鑁阿寺 | |||
撮影日・状態 | 2022.11.27 : 黄葉は見頃、例年通り11月下旬がベストシーズン 2022.08.31 : 樹勢良好、背が高く樹冠は広大、10年以上前から何度も訪れているが目立つ変化はない | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東道・足利ICから約5km、東北道・加須ICから約36km (太平記館Pまでの場合) | |||
電車 | JR両毛線・足利駅から約800m、東武伊勢崎線・足利市駅から約1km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 鑁阿寺のイチョウ :内容は下記雑記の写真01を参照 ■外部ウェブサイト [2] 鑁阿寺ホームページ :お寺の由緒や堂塔について参考 [3] 足利市ホームページ :鑁阿寺とイチョウについて情報あり [4] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録) ■少遠景の記録 [5] 足利学校の巨木 :稲荷神社のケヤキ、図書館前のナンバンハゼ [6] あしかがフラワーパーク:市内を代表する観光名所の花園、国内最大級のフジ巨木が3本もある [7] 野木神社のイチョウ :栃木県の野木町、県内最古級の老大樹、境内にケヤキ巨木も多い [8] 旅日記・足利の史跡巡り:鑁阿寺と足利学校の紹介 [9] 登山記録・行道山 :足利市街地の織姫神社から大岩山最勝寺を経て行道山因寺まで縦走 |
巨木と雑記.栃木県を代表する大イチョウ
足利学校とともに市内を代表する史跡であり観光名所の古刹、鑁阿寺 [2] [3] 。ここは鎌倉時代の初期、足利氏の祖となる足利義康の頃から築かれた居館。 広大な境内を囲む土塁や堀など名残があり、国指定の史跡です。 鑁阿寺は二代の足利義兼が築いた持仏堂をはじまりとする、足利氏の菩提寺。 巨大な本堂は正安元年に建立の古建築で、国宝に指定されています。 本堂の正面にそびえ立つ大イチョウ。 幹の太さ、背の高さ、樹勢の良さ、そして姿の美しさ。 その全てにおいて秀でた、栃木県を代表するイチョウといえるでしょう。 本堂と多宝塔、荘厳な古建築と重なる様はじつに風雅です。 太い双幹で立ち昇っているから樹冠は広大。 晩秋の黄金色に輝く姿は、じつに絢爛たるものです。 ちなみに、県内筆頭のイチョウとしては、 野木神社のイチョウ [7] と甲乙つけがたいと思っています。 向こうは風格では優る老大樹にして、ケヤキ巨木につつまれた静謐な境内。 何度も訪れている、2本とも思い入れの深い巨木です。
巨木と雑記.境内の他の巨木
本堂前で礼拝し大イチョウを堪能した後は、広い境内を散策。 そのとき目を引いたいくつかの巨木を紹介します。 南西広場のイチョウ、御霊屋前のクスノキ、本堂背後のケヤキ、楼門近くのケヤキなど。 ちなみに境内北西に位置する御霊屋は、 源氏の祖と足利将軍15代の像を祀る御堂で、 足利義兼の父・義康と、祖父・義国の墓があるところです。 2本のクスノキと重なる景観が印象的でした。
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