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東禅寺のめおと杉
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木名 | 東禅寺のめおと杉 [1][2][3][4] |
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幹周 | 北株:9.40m [2][4], 10.2m [3] 南株:6.70m [2][3], 7.30m [3] | |||
樹高 | 北株:46.9m [1][2], 39.2m [3], 31.0m [4] 南株:43.9m [1][2], 32.3m [3], 29.0m [4] | |||
推定樹齢 | 600年 [1][2] | |||
保護指定 | 福島県指定天然記念物、福島県緑の文化財 | |||
所在地 | 福島県二本松市小浜字新町 | |||
所在施設 | 東禅寺 | |||
状況 | 2024.04.13 : 樹容に目立つ変化なし、両木の間にある通路は通行止め (落枝の危険) 2019.04.17 : 南側の個体は道路側の根本に損傷、両木とも樹勢は良さそうに見える | |||
アクセス | ||||
車 | 東北本線・二本松ICから約11km | |||
電車 | JR東北本線・二本松駅から約10km | |||
バス | 二本松駅から福島交通の路線バス「岩代支所」行に乗車、最寄りバス停は「小浜」 | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 東禅寺のめおと杉 :内容は下記雑記の写真01を参照 ■外部ウェブサイト [2] 二本松市ホームページ :当巨木の情報あり [3] 福島県公式サイト :当巨木の情報あり (森林環境税 / 県内の巨木 / 県北地区) [4] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [5] 西念寺の臥龍の松 :市内で同じ小浜地区、巨大な盆栽のような風雅なゴヨウマツ [6] 戦国政宗桜 :市内で同じ小浜地区、小浜城の本丸跡に根差す桜 [7] 片倉のナシの木 :市内で同じ小浜地区、小浜城の東、家臣の舘跡に根差すヤマナシ [8] 二ツ石稲荷神社の桜 :市内で同じ小浜地区、小浜城の南、出城跡の稲荷に根差す桜 [9] 杉沢の大スギ :市内で旧岩代町の杉沢地区、県内最大の巨木 (幹周約13m) |
巨木と雑記
二本松市街地から南東に位置する小浜地区。 旧小浜町および旧岩代町の中心部であり、室町時代から江戸時代にかけては、 小浜城 [6] の城下町として栄えたところです。 この歴史ある山間のまちには、県内最大級のスギ巨木が息づいている。 天文3年 (1534) の開山と伝わる古刹、東禅寺 [1][2] の門前にそびえたつ夫婦スギです。 起源はここに東禅寺が開山されより昔、 天満宮だったころの参道に植えられたと伝わります。 (補足・小浜町:1955年に岩代町に合併、2005年に二本松市に合併) めおと杉。 名前の通り間近に並び立つ相生の二柱。 北側の方が一回り太く、根本から見仰ぐ重量感が素晴らしい。 県内では杉沢の大スギ [9] に次ぐスギ巨木とみえます。 めおと杉は双方ともに、背の高い真っすぐな単幹。 樹勢は良く大きな樹冠も含めて端正な樹容。 じつに美しく威風堂々たる夫婦です。 どの方角からも決まった姿に映りますが、また背後 (西) が良い。 両木の間からまち並みが見えます。 小浜の歴史を見守ってきた御神木。
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