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    宇都宮城址公園のジャヤナギ

    巨木の写真

    撮影日:2014.12.21 【01】宇都宮城址公園で異彩を放つ一本のヤナギの巨木 宇都宮城址公園のジャヤナギ-01
    【02】 宇都宮城址公園のジャヤナギ-02
    【03】 宇都宮城址公園のジャヤナギ-03
    【04】 宇都宮城址公園のジャヤナギ-04
    【05】 宇都宮城址公園のジャヤナギ-05

    巨木の基本情報

    巨木の名前 宇都宮城址公園のジャヤナギ (仮)
    樹種 ジャヤナギ (蛇柳)
    幹周 5.40m [1][3]
    樹高 10.0m [1][3]
    推定樹齢 不明
    特徴 2対の株立ち
    保護指定 不明
    所在地 栃木県宇都宮市本丸町1丁目
    所在施設 宇都宮城址公園
    撮影日・状態 2024.09.22 : 伐採を確認、写真なし、以下雑記のGoogleストリートビューにて
    2014.12.21 : 勢は良い様子、根本は太いが双幹が合体木とすれば樹齢は以外と若そう
    アクセス
    東北道・宇都宮ICから約11km、鹿沼ICから約8km (西側に市役所の駐車場)
    電車 東武宇都宮駅から1km以内、JR宇都宮駅から約2km
    バス 本丸西通りバス停、市役所循環線 (33)、JR宇都宮駅西口と東武宇都宮駅西口を繋ぐ路線
    参考情報 ■現地資料
     [1] ジャヤナギ(蛇柳)    :内容は下記雑記の写真05を参照
    ■外部ウェブサイト
     [2] 宇都宮市ホームページ   :宇都宮城址公園について参考
     [3] 巨樹巨木林データベース  :当巨木の登録あり (2008年度の調査記録)
     [4] 葉と枝による樹木検索図鑑 :荒木武夫氏の運営する膨大な樹木の図鑑を検索できるサイト
    ■少遠景の記録
     [5] 八幡山のクスノキ     :宇都宮市街地、八幡山公園にある県内最大のクスノキ
     [6] 旭町の大イチョウ     :宇都宮市街地、空襲に耐えた市の戦禍復興のシンボルツリー
     [7] 旅日記・空に浮かぶおじさん:宇都宮市の空に浮かぶ謎の…!? 前半で宇都宮城址と八幡山公園を紹介
     [8] 旅日記・大谷石の文化財巡り:宇都宮市の日本遺産、特産品である大谷石の文化財を巡る

    巨木と雑記

     宇都宮市役所のすぐ西側にある宇都宮城址公園 [2] [7] 。本丸跡の一部を利用した公園で、土塁・櫓・堀などが再現されています。 宇都宮城は、平安後期頃から戦国時代にかけて、当地を領した宇都宮氏の主城。 江戸時代には、譜代大名の居城となり藩庁が置かれました。 最盛期は4km四方の縄張が構築され、東武宇都宮駅の付近に大手門があったそうです。

     城址公園の東外側の歩道には、異彩を放つ一本の巨木が根差しています。 資料展示室のある清明館の近く。 根本付近から双幹となり、太い枝を広げている。 樹種は現地標識 [1] と巨樹巨木林DB [3] によれば、ヤナギ科のジャヤナギ (蛇柳)。 植生についての詳細を知りたい方は、葉と枝による樹木検索図鑑 [4] を参考にしてみてください。 葉の形と互生する生え方が、コゴメヤナギに似ているという。 蛇が付く名前の由来はよく分かりませんが、 この巨木は横広がりの太い枝が、大蛇のように見えてきます。

    cm-宇都宮城址公園-01 【01】西側の市役所に面した本丸西通りからの景観。復元された堀、土塁、櫓 (富士見櫓)。
    【02】 cm-宇都宮城址公園-02
    【03】 cm-宇都宮城址公園-03
    【04】 cm-宇都宮城址公園-04
    【05】 cm-宇都宮城址公園-05



     2024年9月に宇都宮市内で巨木巡りをしました。 予定では、八幡山のクスノキ [5] と 旭町の大イチョウ [6] とあわせて、 このジャヤナギも再訪するつもりでした。 しかし、事前にGoogleストリートビューで確認してみると、なんと伐採されていた。 樹勢の衰えや大枝の折損などがあったのかもしれません。 なお、巨樹巨木林DBに登録されているジャヤナギは、この一本だけ (2024年9月時点)。 貴重な巨木が失われていました。