日光中禅寺湖・八丁出島のブナ

巨木の写真

撮影日：2023.10.19 【01】八丁出島の根本に根差すブナ．影ながら登山者たちを見守っている．

【02】ブナ

【03】ブナ

【04】ブナ

【05】ブナ

【06】ミズナラ

【07】ミズナラ

【08】ミズナラ

【09】ミズナラ

巨木の基本情報

巨木と雑記．展望の岬と次世代のブナ

　中禅寺湖の南東岸で巨木巡り。 目当ては阿世潟のミズナラ巨木群 [5] と、 小寺ケ崎にあるというブナの巨木。 小寺ケ崎は、長い半島である八丁出島のすぐ西側にある岬です。 小寺ケ崎のブナは巨樹巨木林DB [1] に 3本登録されています。 1988年度の調査記録で、最大のものは幹周4.8m。 県内最大かもしれないブナです。 何度か中禅寺湖を一周 [7] していますが見覚えがない。 今回、期待に胸を膨らませ、周遊道の周囲と岬を探索。 その結果、残念ながらブナの巨木は発見ならずも、気になるものがありました (後述)。 また、八丁出島の根本にはブナの巨木があり、 小寺ケ崎の先端からの景色がじつに素晴らしい。 付近にはミズナラの巨木もあり、嬉しい収穫は得られました。

【01】イタリア大使館別荘記念公園から湖畔の眺め。奥に八丁出島が見える。 なお八丁出島の先端には周遊道から歩いて行ける。気になる人は登山記録 [7] をご参照のこと。

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　小寺ケ崎の根本の周遊道沿いに、巨木の残骸がありました。 朽ちた根株と倒れた幹の一部。 これが例のブナだったりしないか。 巨樹巨木林DB [1] には空洞ありとの記録。 当時から樹勢が衰えていて、現在は失われてしまったのでしょう。 しかし、八丁出島の根本には若々しい巨木が育っている。 県内最大級のブナに成長する未来が訪れるかもしれません。