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登山記録 日光男体山(01)
基本情報
(装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)登山記録 | 日光男体山(01) | |
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日付 | 2017.10.08 | |
山/標高 | 山域名(2486m) | |
天候 | 晴のち曇 | |
所在地 | 栃木県日光市中宮祠 | |
登山ルート | 表登拝道の往復(二荒山神社・中宮祠~山頂) | |
行動時間 | 約6時間24分(休憩含む) |
登山ルート(詳細) | 二荒山神社中宮祠(登拝門)~1合目~3合目(林道)~4合目~5合目(避難小屋)~7合目(避難小屋)~8合目(瀧尾神社)~9合目(弥陀ヶ原)~山頂(往路で下山) | |
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装備補足 | 登山用 | 基本的な装備以外は特になし、下山時に杖があると少し楽になる |
その他 | 山頂での休憩時に(バーナー、ガス缶、コッヘル、インスタント食品、調理用の水) | |
アクセス | 登山口 | 二荒山神社中宮祠が登山口、登山受付は社務所にて6時より開始(登拝料金を納める) 男体山は神社の境内地であり期間外(5月5日~10月25日)は入山禁止 |
車 | 清滝IC(日光宇都宮道路)から約15km 神社境内の登山者用駐車場はすぐに満車になる(早朝に到着しておきたい) | |
バス | 日光駅から東武日光バスの湯元温泉行に乗車(神社前で下車) | |
関連情報 | ■少遠景・登山記録 日光白根山(01) :2012年10月02日、登山口は金精峠 高山(01) :2019年10月30日、中禅寺湖北岸の高山と西ノ湖を巡る 中禅寺湖の一周(01) :2012年08月15日 中禅寺湖の一周(04) :2017年10月27日 ■少遠景・巨木巡り 中宮祠イチイ :中宮祠の御神木であるイチイの巨木 中禅寺湖のトチノキ巨木群 :中禅寺湖の北西岸にある栃窪、巨木8本 (県内最大級あり) |
登山ルート・地図
(地図中の軌跡は地図を参考に作成)登山ルート(中宮祠~山頂)
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次の地点までに要した時間)日付 | 主要地点 | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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10/08 | 中宮祠登拝門 | 06:06 | 00:04 | --:-- | |
1合目 | 06:10 | 00:28 | 00:03 | 上着を脱ぐ | |
3合目 | 06:41 | 00:20 | --:-- | 4合目まで舗装の林道を歩く | |
4合目 | 07:01 | 00:14 | 00:07 | 小休止 | |
5合目 | 07:22 | 00:37 | 00:04 | 避難小屋あり、途中の6合目付近で小休止 | |
7合目 | 08:03 | 00:28 | --:-- | 避難小屋(簡素)あり | |
8合目 | 08:31 | 00:37 | --:-- | 瀧尾神社 | |
山頂 | 09:08 | 00:28 | 00:59 | 山頂一帯の散策と休憩 | |
8合目 | 10:35 | 00:23 | --:-- | ||
7合目 | 10:58 | 00:29 | 00:05 | 小休止 | |
5合目 | 11:32 | 00:14 | --:-- | ||
4合目 | 11:46 | 00:16 | 00:05 | 小休止 | |
3合目 | 12:07 | 00:18 | --:-- | ||
1合目 | 12:25 | 00:05 | --:-- | ||
中宮祠登拝門 | 12:30 | --:-- | --:-- | ||
合計 | 6時間24分 | 5時間01分 | 1時間23分 |
登山受付の後に登山口の登拝門へ。1合目までは階段が続く。 2合目からは笹に覆われた広い樹林帯の坂道。地面が泥状になって滑りやすいところが多い(降雨後は特に)。 下山時に転倒しないように注意。
3合目から4合目は舗装の作業道を行く。傾斜は緩い。 4合目からは再び樹林帯の登山道。5合目には避難小屋がある。5合目付近では5月下旬にシロヤシオの花が見られるそうだ。 4合目にも何かの建物があるが一般には開放されていないようだ。
5合目の後半から7合目の少し先までが、本ルートで特に急登が続く区間と感じた。 5合目を過ぎると地面に岩の露出したところが多くなる。 7合目が近くなると大きな中禅寺湖の美しい姿が見えてくる。 7合目に簡素な避難小屋(強風で壊れそうな)。8合目の前後は岩場が続く。
8合目の瀧尾神社から先の鎖場は、迂回ルートができたので直登しない(恐らく進入禁止に)。 8合目の少し先から9合目までは、少し傾斜が緩くなるが、路面が滑らかなので降雨後など滑りやすいかも。 9合目から先は高木が無くなり大展望が開ける。溶岩の砂礫に覆われた弥陀ヶ原と呼ばれる区間。 ここから山頂までの気分は最高である。
写真・日光男体山の表登拝道と山頂の様子
中宮祠の正門.奥に拝殿と本殿、右に社務所.下山後に撮影.
登山受付をする登山者の列.受付は午前6時から12時の午前中まで.
本殿の向かって左手前に立つ御神木のイチイ.詳細は 「巨木巡り」 の記録を.
中宮祠の奥にある男体山の登山口である登拝門
1合目から3合目までは笹に覆われた広い樹林帯
3合目から4合目までは作業用の舗装道を歩いていく
舗装道は終わり再び登山道が始まる.この左奥には…
4合目の付近からは中禅寺湖の姿が見える
避難小屋がある.5合目周辺ではシロヤシオが群生しているらしい.
5合目から先は岩が多くなってくる.5合目後半から7合目まで急登が多い.
7合目が近くなると中禅寺湖が見下ろせるようになってくる
7合目の前後は急坂が続く
7合目付近の展望.中禅寺湖の東湖畔が一望できる.
簡素な避難小屋がある.強風で壊れそうに見えるが…
7合目から8合目への中間地点の付近にある鳥居
瀧尾神社の祠のある岩場.昔はこの鎖場を直登したらしいが現在は右に迂回.
8合目の少し先、中禅寺湖のほぼ半分が見える.上野島の姿も.
9合目から先は高木が無い、溶岩質の砂礫に覆われた大展望の弥陀ヶ原
西方向の展望、奥日光の景色、戦場ヶ原や日光白根山の山塊
戦場ヶ原の西奥には小湿原の小田代ヶ原(左奥)が見える
山頂間近の地点、遂に中禅寺湖の全貌を一望できるようになる!
山頂間近の地点から.中禅寺湖の西奥.社山と黒檜岳の奥に皇海山の姿.
山頂間近の地点から.戦場ヶ原一帯の紅葉は中禅寺湖畔よりも早い.
まずは二荒山神社奥宮に参拝
奥宮の近くに立つ二荒山大神の像.天から降臨した武神のような感じ.
奥宮付近から見下ろす中禅寺湖.大空よりもずっと美しい青い煌めきに感動.
奥宮付近から北側の展望.中央に太郎山.
西へ続く稜線の先に太郎山神社が建っている
西稜線に建つ太郎山神社.この場所も素晴らしい展望地である.
太郎山神社から北側の展望.左に太郎山、右に女峰山へ続く大小の真名子山.
太郎山神社から中禅寺湖.何度も一周した美しく雄大な湖の俯瞰に感激.
太郎山神社から西側の展望.右奥には湯ノ湖と金精峠のあたりが見える.
太郎山神社から.赤丸が金精山.あの山頂からは日光連山を一望できた…
金精山から見た日光五山.右から男体、大真名子、小真名子、女峰、太郎.
下山する前に山頂の最高地点にある神剣を拝んでおく
山頂にて天空を斬る神剣.約3.6mの刀身は凄味がある.記念撮影して下山.
登山の雑記
日光男体山は登山を始めた頃から登りたかった憧れの山のひとつ。 2017年10月にやっと登るに至りました。 山に登り初めてから約10年。登りたくても避ける気持ちがあった山でした。 その理由は2つ。 二荒山神社の境内地である霊山のため、入山期間と時間が制限されていること。 中宮祠の社務所では登山受付を済ませる必要もあります。 そして麓の中禅寺湖や戦場ヶ原は人気の観光地であり、男体山を目指す登山者も大勢。 登り始めるまでが少し面倒で時間を制限され、山中でも下山後でも混雑する。 良くも悪くも日光における富士山のような存在が男体山。 そんなイメージがあったのです。 実際に登ってみると、そのイメージの通りだったのでした。だがしかし…! 山頂からの眺望は期待以上に素晴らしいものでした。 特に目を奪われたのが中禅寺湖。大空よりも濃く美しい青を宿した広大な湖を一望。 まるで深山の大地の底に、別世界へ繋がる巨大な穴が開いているような、神秘的な風景でもある。 何度も一周した湖の俯瞰、その感動は格別なものでした。 山頂から北西には戦場ヶ原の奥に雄大な日光白根山の山塊。 かつて金精峠から登った( 登山記録 )ことを思い出す。 北側には私にとって未踏の広大な山域。太郎山、大真名子山、小真名子山、そして女峰山。 男体山を含めた五山すべてを登りたいと考えています。 今回の山行では同行者がおり、また山頂での休憩で使う調理器具を持参したので荷物が少し多め。 また下山時では登山者の渋滞で立ち止ることが多かったので、移動時間はもう少し短くできると思います。 登りの際は、急登が続く区間の7合目のあたりで、うまく休止できると体力が回復するかと。 下山時、3合目から1合目までの下りが、地面が泥状で滑りやすい場所が多く、地味にツラかった感じでした。
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