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    上谷氷川神社のイチョウ

    巨木の写真

    撮影日:2024.07.28 【01】旧上谷村の鎮守であった氷川神社、御神木は鴻巣市で最大のイチョウ 上谷氷川神社のイチョウ-01
    【02】 上谷氷川神社のイチョウ-02
    【03】 上谷氷川神社のイチョウ-03
    【04】 上谷氷川神社のイチョウ-04
    【05】 上谷氷川神社のイチョウ-05

    巨木の基本情報

    巨木の名前 上谷氷川神社のイチョウ (仮)
    樹種 イチョウ (公孫樹)
    幹周 6.15m [3]
    樹高 19.0mm [3]
    推定樹齢 不明
    特徴 3本ほどの株立ち、箒状の樹冠
    保護指定 鴻巣市指定保護樹木 (第15号)
    所在地 埼玉県鴻巣市上谷
    所在施設 氷川神社
    撮影日・状態 2024.07.28 : 目立つ損傷なく樹勢良好な様子、実の生らない雄木
    アクセス
    圏央道・桶川加納ICから約6km、東北道・加須ICから約15km
    電車 JR鴻巣駅から約3km
    参考情報 ■現地資料
     [1] 氷川神社御由緒     :解説板、内容は下記雑記の写真03を参照
     [2] 保護樹木指定標識    :内容は下記雑記の写真04を参照
    ■外部ウェブサイト
     [3] 巨樹巨木林データベース :当巨木の登録あり (1988年度の調査記録)
    ■少遠景の記録
     [4] 下谷氷川神社のスダジイ :鴻巣市の南部地域、市内最大のスダジイ
     [5] 滝馬室氷川神社のスダジイ:鴻巣市の南部地域、正面の荒川河川敷は5月はポピー花畑
     [6] 鴻神社のイチョウ    :鴻巣市街地、鴻巣郷総鎮守とされた古社
     [7] 三ツ木神社の大欅    :鴻巣市街地、市内最大の巨木

    巨木と雑記

     鴻巣市の南東に位置する地区の上谷と下谷。 両地区にそれぞれには、鎮守の氷川神社があり、境内には立派な御神木があります。 上谷氷川神社の御神木はイチョウであり、市の保護樹木に指定。 樹勢良好で背の高い樹冠を茂らせている、市内最大のイチョウです。

     上谷氷川神社 [1] の由緒について。創建年代は不詳。 本殿には、享保21年 (1736) の銘ある神鏡が安置されているとのこと。 当地には開拓の歴史が窺える、以下のような伝承があるそうです。 時代は天正年間 (1573-92) の頃。 村内の大きな沼に竜が棲みつき、暴れて村人を苦しめた。 やがて村に剛勇の流人、立川石見守という者が訪れて竜を退治。 後に沼は埋められ水田となり、石見守は村に留まった。 石見守は村の旧家弥七の先祖であり、 明治に廃寺となった宝性院の開基であったいう。 以上のような伝承。 江戸初期には上谷村の開拓が始まり、同時に氷川神社も勧請されたのかもしれません。

    cm-上谷氷川神社-01 【01】上谷氷川神社の境内入口。
    cm-上谷氷川神社-02 【02】社殿 (拝殿) の正面。御神木のイチョウの枝が重なっている。
    cm-上谷氷川神社-03 【03】神社由緒の解説板。
    cm-上谷氷川神社-04 【04】イチョウの保護樹木指定標識。