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    東光寺のムクノキ

    巨木の写真

    ムクノキ-A (2022.08.20) 【01】県内最大級のムクノキ、板状に隆起した逞しい根本 東光寺のムクノキ (A)-01
    【02】 東光寺のムクノキ (A)-02
    【03】 東光寺のムクノキ (A)-03
    【04】 東光寺のムクノキ (A)-04
    【05】 東光寺のムクノキ (A)-05
    【06】 東光寺のムクノキ (A)-06
    【07】 東光寺のムクノキ (A)-07
    【08】 東光寺のムクノキ (A)-08
    【09】 東光寺のムクノキ (A)-09
    ムクノキ-B (2022.08.20) 【01】並木の北側にそびえるムクノキ巨木 東光寺のムクノキ (B)-01
    【02】 東光寺のムクノキ (B)-02
    【03】 東光寺のムクノキ (B)-03
    【04】 東光寺のムクノキ (B)-04
    【05】 東光寺のムクノキ (B)-05
    【06】 東光寺のムクノキ (B)-06
    【07】 東光寺のムクノキ (B)-07
    【08】 東光寺のムクノキ (B)-08
    【09】 東光寺のムクノキ (B)-09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 東光寺のムクノキ (仮)
    樹種 ムクノキ (椋)
    幹周 A:5.43m [1], 5.39m [2], 6.20m (実測)
    B:5.63m [1], 5.71m [2], 5.80m (実測)
    樹高 A:18.0m [1][2]
    B:21.0m [2][2]
    推定樹齢 450年 [1]
    特徴 根本付近から側幹、根本の隆起
    保護指定 太田市指定保存樹木 [1]
    所在地 群馬県太田市本町
    所在施設 東光寺 (医王山真如院)
    撮影日・状態 2022.08.20 : 全体的に樹勢よし、ムク (A) は根本に石が積まれ圧迫、ムク (B) は根本の一部に損傷
    アクセス
    北関東道・太田桐生ICから約10㎞、東北道・館林ICから約22㎞
    電車 太田駅 (JR両毛・東武伊勢崎・東武日光・東武桐生・東武小泉) から約1㎞
    参考情報 ■外部ウェブサイト
     [1] 東光寺ホームページ  :お寺の由緒とムクノキの情報を参考
     [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録)
    ■少遠景の記録
     [3] 春日神社のイチョウ  :太田市、すぐ北に隣接する春日神社
     [4] 金山の大ケヤキ    :太田市、国指定史跡の金山城跡に佇む大ケヤキ
     [5] 冠稲荷のボケとクスノキ:太田市、県内でも有名な稲荷神社、クスノキの巨木もある
     [6] 生品神社のクスノキ  :太田市、東光寺を建立した新田政氏の曾孫、義貞が倒幕の挙兵をした地

    巨木と雑記.県内最大級のムクノキ

     太田市の市街中心部。 太田駅からすぐ北側の住宅地に東光寺 [1] はあります。創建は鎌倉時代の文応元年 (1260) とされる古刹。 当地を領した新田氏の5代当主、新田氏政による開基。 ちなみに氏政の曾孫が、倒幕に挙兵した新田義貞です。 さてムクノキ。 境内西端の県道沿いに、5本のムクノキが立ち並ぶ。 そのうち南端 (A) と、北から2番目 (B) のものが特に太い。 両木とも板状に隆起した根元がじつに逞しい。 県道沿いでも樹勢は良い様子。 一部に損傷が見られるが、市街地でも高い背と大きな樹冠が保たれています。

     幹周について。ムク (B) の方が太い印象があると思います。 比べるとムク (A) の方が、幹が先細りして立ち昇っていくが、根周りでは優っているようです。 そして根上がり部分も含まれる胸高周囲は約6.2m。 予想よりも太くて驚きました。 市街中心部に、群馬県で最大級のムクノキ巨木が並木を成して存在している。 なんと素晴らしいことか。 太田市が誇るべき巨木です (天然記念物にすべき)。