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御殿桜
巨木の写真









巨木の詳細
巨木の名前 | 御殿桜 | 幹周/樹高 | 3.6m / 17m | |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | 保護指定 | 沼田市 | |
推定樹齢 | 400年 | 撮影日/天候 | 2013.04.13 / 晴 | |
所在地 | 群馬県沼田市西倉内町 | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・沼田IC:国道120、市道など経由.距離約3.3km. | |||
電車 | 沼田駅(JR上越線):約距離1.2km. | |||
備考 | 駐車場あり.花見シーズン(4月)は、運動場が臨時駐車場として利用される. | |||
近辺の観光 |
【 公式・観光情報 】 ■沼田市観光まるわかりガイド(沼田市観光協会) ■みなかみパーフェクトガイド(みなかみ町観光協会) ■遥かなる花の谷・かたしな(片品村観光協会) 【 たびねす(travel.jp)】 ■群馬県を代表する一本桜「発知のヒガンザクラ」山里に春を告げる銘桜 ■日本最大の桑の巨木「薄根の大クワ」群馬県の里山に立つ養蚕の御神木 |
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近辺の巨木 | 薄根の大クワ / 発知のヒガンザクラ |
巨木の地図
巨木と雑記
沼田公園は、北に薄根川、西に利根川、南に片品川に囲まれた河岸段丘にあります。
公園内にソメイヨシノなどの立派な桜の木が多く、群馬県の花見の名所のひとつです。
北面と西面は急斜面になっていて、沼田城という城郭が築かれていた場所です。
鎌倉時代に沼田氏(1532頃~)が築城し、その後に戦国時代の真田氏(1580頃~)が有し、さらにその後、
幕府天領などを経て明治維新で廃城され藩邸(沼田藩)が建てられたそうです。
そして大正5年(1916)に、沼田市名誉市民の久米民之助さんが公園として整備して寄付されて、
今に至っています。御殿桜は、公園の奥、城の本丸跡に残る石垣のそばに立っています。
御殿桜は、公園の西端の急斜面を背にして立っていて、背面の根元には石垣が残っています。
一部の大枝が途中から欠損していますが、樹勢は良さそうです。
正面(東側から)と、横(南側から)と、背面(西側から)の根元の石垣の3個所から
撮影しましたが、何れも同じ木とは見えないような、印象の違う写真となりました。
中腹から枝分かれし中心部に幹がなく、西側の大枝で曲がってコブのようになっているものがあるのが
原因でしょうか。ともかく、見ごたえ十分の立派な桜の大木です。
文化・地理的に要衝であり続けた場所で、権力者達は、この桜に自身や時代の盛衰を重ねたのでしょうか。
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