巨木TOP / 群馬 / 二渡のカヤ
二渡のカヤ
巨木の写真








巨木の基本情報
巨木の名前 | 二渡のカヤ [1][2] |
|
||
---|---|---|---|---|
樹種 | カヤ (榧) | |||
幹周 | 5.31m [1], 5.50m [2], 5.25m [3] | |||
樹高 | 23.3m [1], 31.0m [2], 30.0m [3] | |||
推定樹齢 | 450年 [2] | |||
特徴 | 中腹から双幹となり立ち昇る | |||
保護指定 | 桐生市指定天然記念物 | |||
所在地 | 桐生市梅田町4丁目 445 | |||
所在施設 | 市有地 | |||
撮影日・状態 | 2024.09.21 : 目立つ損傷なく樹勢良し、南側に水田があったような湿地気味の平地がある | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東道・太田桐生ICから約21km、太田薮塚ICから約18km、東北道・佐野藤岡ICから約42km | |||
電車 | JR桐生駅から約9km | |||
バス | 中居橋、市営おりひめバス・梅田線、桐生駅北口より | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 二渡のカヤ :内容は下記雑記の写真を参照 ■外部ウェブサイト [2] 桐生市ホームページ :当巨木および地名の情報あり [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 鳳仙寺のカヤ :同じ桐生市の梅田地区、戦国時代に桐生を領した武将の由良氏の菩提寺 [5] 日枝神社のクスノキ群 :同じ桐生市の梅田地区、桐生城跡の門前の古社に根差す4本のクスノキ [6] 兼宮神社のケヤキ :同じ桐生市の梅田地区、幹周7mクラスの御神木が朽ちて現在は…? [7] 桐生市の日本遺産巡り :桐生市の日本遺産に認定された織物の古都の文化財群を巡る [8] 鳴神山で初日の出 :桐生市の名峰、山頂は初日の出の名所でもある |
巨木と雑記
桐生ダム湖から1.5㎞ほど手前、二渡の集落にある市内最大のカヤ。 ここは訪れる機会があまり無さそうな地域。 それでも、市街地からちょっと足を伸ばす価値ある見事なカヤ。 加えて、桐生ダム湖やその更に上流にも、何やら見どころがありそうです。 このカヤでは周囲の地形も気になりました。 下の南側が広い平地で湿地のようになっている。 かつて水田か溜池などがあったのかもしれません。 二渡という地名について [2] 。当初の読みは「ニワタリ」で現在は「フタワタリ」です。 天正元年 (1570) 以前、当地域にあった上菱村へ、東北地方より小島氏が移住。 その後、桐生川を渡るのに都合のよい場所に、二渡と名付けた。 これは東北地方において、渡し場につくことが多い地名であるそうです。 やがて二渡村が開拓されるとき、字名を冠したという。 このカヤ老樹は、二渡村の繁栄の祈りが込めらたであろう記念樹。

群馬TOP | △TOP | 前へ戻る |