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登山記録 鳴神山(07)2020年初日の出
基本情報
登山記録 | 鳴神山(07) | |
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日付 | 2020.01.01 | |
山/標高 | 鳴神山(981.5m) | |
天候 | 晴 | |
所在地 | 群馬県桐生市梅田町(登山口と山頂から東側) | |
登山ルート | 大滝登山口~桐生嶽(大滝コース) | |
行動時間 | 約3時間(撮影時間含む) |
登山ルート(詳細) | ■大滝コース(往復) 大滝登山口 ~ 大滝 ~ 注連縄 ~ 神社広場(雷電神社) ~ 桐生嶽(山頂) | |
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装備補足 | 登山用 | ヘッドライト(必携)、ハンドライト(あると便利)、予備電池 |
その他 | 水筒(HOT)、カイロ、脚立(人垣の背後から撮影) | |
アクセス | 登山口 | 大滝登山口(樹徳高校大滝山荘の前の鳥居) |
車 | 太田桐生ICから約22.2km | |
バス | おりひめバス梅田線、桐生駅北口~梅田南小学校前、徒歩約4km | |
関連情報 | ■少遠景・登山記録 鳴神山(01) :2011年初日の出、鳴神山に初来訪の年、雲の隙間から指す鮮烈な陽光が美しい 鳴神山(02) :2015年初日の出、この年から脚立を持参、人々の背後から撮影 鳴神山(03) :2016年初日の出、沢沿いのガレ場の対岸に歩き易い新道が開通 鳴神山(04) :2017年初日の出、過去2年より雲は少なめ、中々に美しい閃光 鳴神山(05) :2018年初日の出、天候は去年と同様だが、陽光はより柔らかな印象 鳴神山(06) :2019年初日の出、天候は良好、この年より200㎜の望遠レンズを使用 ■少遠景・旅日記 桐生市の日本遺産巡り:織物で栄えた古都の桐生にある日本遺産の文化財めぐり |
登山ルート・地図
(地図中のトレースは地図とGPSログを参考にしたもの)登山ルート・詳細
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)日付 | 主要ポイント | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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01/01 | 大滝登山口 | 05:02 | 00:46 | --:-- | |
注連縄 | 05:48 | 00:22 | --:-- | ||
肩の広場 | 06:10 | 00:05 | --:-- | ||
山頂 | 06:15 | 00:05 | 00:50 | 日の出待機と撮影 | |
肩の広場 | 07:10 | 00:15 | --:-- | ||
注連縄 | 07:25 | 00:38 | --:-- | ||
大滝登山口 | 08:03 | --:-- | --:-- | ||
行動時間合計 | 03:01 | 02:11 | 00:50 |
樹徳高校大滝山荘の先から大滝の手前までの山道は、 10月の台風19号による影響で荒れた状態となっていた。 沢の増水により山道が削られ、所々で岩盤の露出、石が累積した状態となっていた。 さほど歩行に支障はないが、足元に注意が必要。
大滝から新道分岐点の手前までの区間にも、所々で台風19号の影響で、 山道が荒れている箇所がある。石礫が累積している箇所、山道の中央が削れいる箇所など。 さほど歩行に支障はなかったかが、足元に注意。
新道分岐点から山頂までは、台風19号による被害は少なく、昨年とあまり変わりない様子であった。 2つ目の新道は、一部が少し土砂で埋まっているような所があったが、特に問題はなかった。
新道が本道に戻った後、尾根までジグザグに登っていく。 台風19号による目立つような損傷は見られなかった。 登りきれば肩の広場。ここは吾妻山からの縦走路や、駒形登山口との合流点。 山小屋と雷電神社が建つ場所でもある。
広場から鳥居を抜けて急坂を登ると尾根上の分岐へ出る。 右に桐生嶽、左に仁田山岳。仁田山岳からは赤城山の姿がよく見える。 山頂一帯は台風19号による目立つ損傷は見られなかった。
登山の写真「山頂で迎える初日の出」
この時点で山頂に来ていた登山者は私を含めて6人
肩の広場では、持参のテントや、山小屋で待機している人が数人居た
南の市街地方面の眺め.桐生、太田、伊勢崎、埼玉の深谷など.奥に秩父山地.
6時50分に近くなるとだいぶ明るくなってきた
雲と空の境界が輝きを増してくる
筑波山の右手前にある山は栃木市の太平山の尾根
太陽が顔を出し始めた.雲が無ければ日の出は1~2分ほど早いだろう.
太陽出現!、ここからは分刻みでなく秒刻みにて
半分ほど姿を現した太陽
色味と輝きを増す閃光
この時点でもう直視できないほど眩しい
地平線に雲が多いため、去年より日の出は数分遅い感じ
鮮烈な陽光に照らされ、色味と輪郭を増していく風景
左奥の煙は佐野市の住友大阪セメントの栃木工場のものか?
もう十分に初日の出らしい景観となった
7時前後が特に鮮烈な光を放った印象であった
めでたい2020年の初日の出
登山者たちの万歳三唱に私も参加した
山頂より北側、日光連山の眺め
山頂より北西側、袈裟丸山、皇海山の眺め
登山の写真「大滝登山口~山頂」
時刻は5時ごろ.真っ暗だが慣れた道を登って行く.
台風19号による爪痕.山道の中央が削れている.
大滝の手前.沢の増水で山道が削れて石が累積.
大滝から先も所々で石が累積している
新道分岐の少し手前、山道が陥没、沢側に崩れている箇所
注連縄のある場所.新道分岐から先は、台風による被害は少ない.
注連縄の場所から山頂までは、昨年とあまり変わりない様子
風が強く寒い日であったが、例年と同じくらいの登山者が集まった
登山の雑記
2020年の初日の出。 この年の始まりも鳴神山から、 神々しい朝陽に照らされた山岳風景を拝んで迎えることができました。 2011年から続けているこの慣行は今年で10回目。 体中の細胞が波打ち目覚めるような鮮烈な体験です。 関東平野のランドマークである筑波山と朝陽を対比できる眺望。 栃木県の足利市と佐野市の北部山域から、栃木市の太平山まで続く山並みが、景色に変化と深い味わいを生み出している。 更に殆ど建物が写らず、幾重もの黒々とした山並みと地平線だけを、朝陽と重ねられるのも素晴らしい。 また愛着のある地元の地域ということもあり、私にとって鳴神山は最高の初日の出の場所です。 鳴神山の大滝登山コースは、2019年10月の台風19号の影響により、一部が荒れた状態となっています。 特に荒れているのは登山口から新道分岐点の手前までの区間。 沢の増水により山道が削られ陥没していたり、土砂の流出により石が累積している箇所がありました。 新道分岐点から山頂までは、特に荒れたところはなく、昨年と大きな変化はない様子でした。 本登山コースで登る人は、新道分岐点まで足元に注意し、落石や倒木に対する警戒もしてください。
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