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登山記録 鳴神山(04)2017年初日の出
基本情報
登山記録 | 鳴神山(04) | |
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日付 | 2017.01.01 | |
山/標高 | 鳴神山(981.5m) | |
天候 | 晴 | |
所在地 | 群馬県桐生市梅田町(登山口と山頂から東側) | |
登山ルート | 大滝登山口~桐生嶽(大滝コース) | |
行動時間 | 約2時間50分(休憩含む) |
登山ルート(詳細) | ■大滝コース(往復) 大滝登山口 ~ 大滝 ~ 注連縄 ~ 神社広場(雷電神社) ~ 桐生嶽(山頂) ~ 仁田山岳 | |
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装備補足 | 登山用 | ヘッドライト(必携)、ハンドライト(あると便利)、予備電池 |
その他 | 水筒(HOT)、カイロ、脚立(人垣の背後から撮影) | |
アクセス | 登山口 | 大滝登山口(樹徳高校大滝山荘の前の鳥居) |
車 | 太田桐生ICから約22.2km | |
バス | おりひめバス梅田線、桐生駅北口~梅田南小学校前、徒歩約4km | |
関連情報 | ■少遠景・登山記録 鳴神山(01) :2011年初日の出、鳴神山に初来訪の年、雲の隙間から指す鮮烈な陽光が美しい 鳴神山(02) :2015年初日の出、この年から脚立を持参、人々の背後から撮影 鳴神山(03) :2016年初日の出、沢沿いのガレ場の対岸に歩き易い新道が開通 鳴神山(05) :2018年初日の出、天候は去年と同様だが、陽光はより柔らかな印象 鳴神山(06) :2019年初日の出、後半にも新道の分岐ができていた 鳴神山(07) :2020年初日の出、登山道の一部が台風19号による被害で荒れている ■少遠景・旅日記 桐生市の日本遺産巡り:織物で栄えた古都の桐生にある日本遺産の文化財めぐり |
登山ルート・地図
(地図中のトレースは地図とGPSログを参考にしたもの)登山ルート・詳細
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)日付 | 主要ポイント | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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01/01 | 大滝登山口 | 05:17 | 01:05 | --:-- | 暗くてドキドキ |
桐生嶽 | 06:22 | 00:03 | 00:42 | 待機と撮影 | |
仁田山岳 | 07:07 | 00:05 | 00:01 | 山頂より西側に展望台 | |
神社広場 | 07:13 | 00:17 | --:-- | ||
注連縄 | 07:32 | 00:30 | --:-- | ||
大滝 | 08:02 | 00:06 | 00:02 | ||
大滝登山口 | 08:10 | --:-- | --:-- | ||
行動時間合計 | 02:53 | 02:09 | 00:44 |
樹徳高校大滝山荘の前を通って山道へ入る。簡易の木橋で沢を渡ってからは道は広い(林業兼用)ので夜でも迷う事は無いだろう。 橋を渡ってからほぼ真っ直ぐに滝の前まで進んで行く。滝の前にある簡易の木橋で沢を渡ってからは大きく右に曲がって 登り滝を迂回して登ってゆく(地図参照)。
大滝からゆるい坂道が続くが、やがて旧道と新道との分岐へ至る。 旧道はコンクリート道まで沢の右岸の石礫で覆われた荒れたガレ道。 新道は、コンクリート道まで沢の左岸を開拓した歩き易い道。 詳細は「鳴神山03」を参照。
ガレた沢右岸の旧道を回避する新道の終点はコンクリート道の場所。 注連縄から少し先へ進むと、やや大きめの石のある枯沢の底のような坂を登ってゆく。 やがてカッコウ草の群生地のある杉林の急坂を所々ジグザグに登れば神社広場へ出る。 詳細は「鳴神山03」を参照。
雷電岳神社広場は吾妻山や駒形登山口との合流点でもある。 桐生嶽の直下は岩が露出した急坂なので足元に注意。 仁田山岳の山頂は木々が多く展望がないが、祠の前にある展望台からの景色は良い。
登山の写真①「日出」
最初に桐生嶽の山頂にて日出前から日出後の写真15枚。
(写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)
左奥に筑波山.地平線は赤く染まってきている.
雲塊の上部が紅くか輝き始めた.海岸線は日の出済みかな.
雲塊の上端が燃えているようだ.ここから陽が顔を出すまで長く感じる.
気温はマイナス2度ほどだったか.動かないでいると寒い.
雲塊の上端から帯状に陽の光が差し込み出す.
一気に空が紅く染まり始めた.すぐそこに.陽よ早く昇れ!
地平線の上空を照らす光の塊が大きくなって…
遂に日の出! 闇に慣れた目に鮮烈な陽光の心地よい痛み
すぐに太陽は半分ほど露出、光の輪が膨らんでゆく…
鮮烈な陽光の放出! 影はより濃くなったようだ
今年も無事に鳴神山で初日の出を迎えることが出来て嬉しい.
山頂に集まった人々の万歳三唱.私も歓喜.
既に太陽は、ほぼ全体が姿を現している.
鮮烈な陽光の紅い輪は、やがて拡散していき…
紅から澄んだ色へと変わり、大地の隅々を明らかにしていくのだった…
登山の写真②「登山道」
以下は登山道の写真。登っている最中は未明の暗闇だったので
写真は全て下山中に撮影したもの。
(写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)
久々の未明の登山.想像が膨らんで、ちょっと怖し!
6時20分頃.既に10数人は到着して待っている.
日の出後の7時頃、桐生嶽から日光方面の眺め.
山頂にある祠
仁田山岳・山頂の近くにある展望台.赤城山の眺めが良い.
雷電岳神社の前の広場.双峰の山だから鳥居も2つなのだろう.
神社のガーディアン.狛犬でなく狼のようだ.冬の装い!
岩壁に石仏が安置されているのに初めて気が付いた
手前にある祈祷所らしき広場がる
滝壺に少しだけ接近
祈祷所らしき広場には、岩壁を背に、石仏と祠が祀られている.
登山の雑記
2011年から始めた元旦の恒例行事。
群馬県の桐生市の名峰、鳴神山での初日の出の拝観は、今年で7回目。
2017年もこの山頂で、無事に素晴らしいご来光を迎えることが出来ました。
有り難い。
(2012~2014年の登山記録は、写真の出来が悪いので未公開)
7回も訪れていると、山道や山頂、道中の景色も見慣れてくるものですが、登りの最中は、未明で真っ暗。
毎回、夢の中を歩いているような、新鮮な感じがするものです。
また、天候も全く同じ年は無く、雲の厚さや、陽光の色と輝きの具合も違っていました。
そして、景色を眺める自身の心境も変わっています。
しかし、新年の日の出に輝く郷土の山野を、山頂で眺められる大きな喜び。それに変わりはありません。
自分を育んでくれた郷土と人々に感謝。今ある全てが有り難い気分。
新年の鮮烈な陽光と、清浄な風を浴び、気持ちも新たに歩みます。
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