京都から織物を伝えた白瀧姫を祀った神社。桐生の織物発祥地ともいえる聖地。境内にある大岩や巨木も見所である。市街地から離れた川内地区にある。
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織都・桐生の日本遺産の文化財巡り ~織物にまつわる6件の文化財群をご紹介~ (2016/06)
(写真:絹撚記念館)
桐生市の日本遺産 ~織物に関わる6件の文化財群~
桐生市の文化財を含む日本遺産は「かかあ天下~ぐんまの絹物語」というストーリーのもの。 農村や織物工場で女性達が活躍した、養蚕・製糸・織物、絹産業に関わる、12件の文化財で構成されています。 文化財の内訳は、養蚕と製糸に関するものが6件で、農家や倉庫など(地域:中之条町、片品村、甘楽町)。 残り6件の織物に関する文化財は、全て桐生市にあるもので、商家、商会、工場など。 江戸時代から「西の西陣、東の桐生」と呼ばれ、桐生市は古くから優れた織物の町だったのです。 桐生織物発祥地の神社、織物が体験ができて建物自体に歴史的価値のある資料館、 アートの工房・カフェ・各種商店として、今も活用される商家や蔵。 現在も操業する伝統的な織物工場。伝統と新しさが交差する、織都(しょくと)桐生市の日本遺産巡りをご紹介 (日本遺産の詳細は関連情報を参照ください)。
かつて日本最大規模を誇った撚糸工場(桐生撚糸)の事務所棟。群馬県で最古級の石造建築。内部は資料館で見学できる。
伝統的建造物群保存地区。桐生の鎮守・天満宮を起点に続く門前町。伝統的な建物が多い歴史ある町並み。商家、蔵、織物工場など、とても見所は多い。
明治創業の織物の老舗であり、現在も操業する帯メーカー。事前予約で敷地内を見学できる。 歴史ある建物と、帯が作れらる伝統技術の工房の見学に大興奮!!
鋸屋根の織物の博物館。豊富な織物の文化や織機などの資料が展示。染物や手織りを体験できる。 最奥の森秀織物の工場で、実際に稼働する織機を見学できる。
桐生織物同業組合の事務所だった建物。2Fは織物や郷土資料の展示。1Fはオシャレな桐生織物の洋装と和装の販売店がある。
地図・紹介する文化財の一覧
本旅日記でご紹介する全ての文化財の位置を示した地図です。伝建地区は、指定範囲を赤枠で囲っています。 移動手段に自動車がないと、1日で全てを巡り切るのは難しいでしょう(体力のある人なら自転車でも可能)。 白瀧神社は、桐生市の中心部から離れているので、ご注意下さい。市内での移動には自転車がお勧めです(現地までは電車か自動車でアクセス)。
関連情報
日本遺産の詳細や、桐生市の観光について、以下のWebサイトをご参考ください。 また、桐生市の鳴神山には、本サイトの登山記録がありますので、是非ご覧になって下さい。
■登山・鳴神山(01):山頂(標高981.5)で初日の出を拝む(2011.01)
■登山・鳴神山(02):初日の出を拝む(2015.01).
■登山・鳴神山(03):初日の出を拝む(2016.01).山道の一部が新しくなった.
■登山・鳴神山(04):初日の出を拝む(2017.01).
■登山・鳴神山(05):初日の出を拝む(2018.01).山頂直下の広場に避難小屋が建つ.
■日本遺産 :群馬の日本遺産「かかあ天下~ぐんまの絹物語」の公式サイト(県営)
■白瀧神社 :公式サイト.由緒・起源、境内案内、など詳細は確認
■絹撚記念館 :観光協会のサイト・桐生Walkerより紹介
■伝建地区 :桐生市の公式運営サイトより紹介
■後藤織物 :公式サイト.見学の申し込みなど詳細は確認
■織物参考館・紫 :公式サイト.入館やアクセスの詳細など確認できる
■桐生織物記念館 :観光協会のサイトの桐生Walkerより紹介
■桐生市(公式) :桐生市が運営する公式サイト.文化財の情報が豊富である
■桐生Walker:桐生市の観光協会の公式サイト
■ぐんま絹遺産 :群馬県内の絹産業にかかわる文化財を網羅したサイト
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