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桐生の日本遺産巡り ~絹撚記念館~
絹撚記念館 ~綺麗な洋館は撚糸工場の事務所棟だった建物~
桐生駅の南側にある、石造りのレトロで美しい洋館、絹撚記念館(けんねんきねんかん)。
この建物は、大正6年に建造された、桐生撚糸の事務所棟だったものです(旧模範工場桐生撚糸合資会社)。
当時は、一帯が工場地帯で、桐生撚糸は桐生を代表する日本最大規模の撚糸工場でした。
群馬県で最古級の洋風石像建造物でもあり、創建当時に近い状態が保たれた貴重な建物。
1Fは郷土資料の常設展示で、2Fが企画展示の部屋となっています。
館内での写真撮影をされる際は、館員の方にご確認下さい。また、入館料・開館日時などは、関連情報をご参照願います。
【 絹撚記念館の地図 】
(以降、写真が多くなるので、一覧で表示&ビュワーで拡大表示&閲覧するようにしています)
大正6年建造の石造りの洋館.側の蔵には本館の中から入れる
綺麗に修復されて瀟洒な感じ.昭和9年頃の外装を再現したという
後ろ側.駐車場があるのが嬉しい.側面はバリアフリーの出入口
かつて周辺一帯は工場地帯.日本最大規模の撚糸工場があったのだ
1Fは郷土資料の展示室だ(※撮影許可を得ている)
市内の遺跡からの発掘品など展示.女子の埴輪、柄に飾りのある剣など
見慣れない人も多い? 武具の形象埴輪.右から太刀、靱(ゆき・矢筒)、盾
肖像の紳士は前原悠一郎.織物学校の教諭であり桐生撚糸の創立者である人物
織物の資料.縞柄の見本帳(江戸末期)
カーテン付きの入口…この先は本館側面に立つ蔵の中!
古写真と桐生を紹介する動画資料.2階に行ってみたい(立入禁止)
2Fへ通じる階段からの1Fの眺めはこんな感じ
最初の一室は宮家用の貴賓室だった場所のようだ
画「廃館」(服部修 1967.04) かつての姿がそこに
大部屋は企画展示.当日は桐生と映画ついて.昔は映画館が8つもあったとか
最後の一部屋は、懐かしい生活道具が並ぶ.黒電話は実家にあったなぁ
関連情報
■日本遺産 :群馬の日本遺産「かかあ天下~ぐんまの絹物語」の公式サイト(県営)
■絹撚記念館 :観光協会のサイト・桐生Walkerより.入館料・開館日時はここで確認
■桐生市(公式) :桐生市が運営する公式サイト.文化財の情報が豊富である
■桐生Walker:桐生市の観光協会の公式サイト
■ぐんま絹遺産 :群馬県内の絹産業にかかわる文化財を網羅したサイト
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