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登山記録 鳴神山(02)2015年初日の出
事前補足
2015年中に山道の一部が新しくなりました。山道の中間地点のガレ場を回避するルートが新設。詳細は 「鳴神山(03)」 をご覧ください。
基本情報
登山記録 | 鳴神山(02) | |
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日付 | 2015.01.01 | |
山/標高 | 鳴神山(981.5m) | |
天候 | 晴 | |
所在地 | 群馬県桐生市梅田町(登山口と山頂から東側) | |
登山ルート | 大滝登山口~桐生嶽(大滝コース) | |
行動時間 | 約3時間10分(休憩含む) |
登山ルート(詳細) | ■大滝コース(往復) 大滝登山口 ~ 大滝 ~ 注連縄 ~ 神社広場(雷電神社) ~ 桐生嶽(山頂) ~ 仁田山岳 | |
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装備補足 | 登山用 | ヘッドライト(必携)、ハンドライト(あると便利)、予備電池 |
その他 | 水筒(HOT)、カイロ、脚立(人垣の背後から撮影) | |
アクセス | 登山口 | 大滝登山口(樹徳高校大滝山荘の前の鳥居) |
車 | 太田桐生ICから約22.2km | |
バス | おりひめバス梅田線、桐生駅北口~梅田南小学校前、徒歩約4km | |
関連情報 | ■少遠景・登山記録 鳴神山(01) :2011年初日の出、鳴神山に初来訪の年、雲の隙間から指す鮮烈な陽光が美しい 鳴神山(03) :2016年初日の出、沢沿いのガレ場の対岸に歩き易い新道が開通 鳴神山(04) :2017年初日の出、過去2年より雲は少なめ、中々に美しい閃光 鳴神山(05) :2018年初日の出、天候は去年と同様だが、陽光はより柔らかな印象 鳴神山(06) :2019年初日の出、後半にも新道の分岐ができていた 鳴神山(07) :2020年初日の出、登山道の一部が台風19号による被害で荒れている ■少遠景・旅日記 桐生市の日本遺産巡り:織物で栄えた古都の桐生にある日本遺産の文化財めぐり |
登山ルート・地図
(地図中のトレースは地図とGPSログを参考にしたもの)登山ルート・詳細
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)日付 | 主要ポイント | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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01/01 | 大滝登山口 | 04:55 | 45分 | - | 暗い |
注連縄 | 05:40 | 20分 | - | 暗い | |
神社広場 | 06:00 | 10分 | - | 暗い | |
桐生嶽 | 06:10 | 3分 | 55分 | 待機と撮影 | |
仁田山岳 | 07:08 | 4分 | 3分 | 祠と展望台に寄る | |
神社広場 | 07:15 | 18分 | - | ||
注連縄 | 07:33 | 32分 | - | ||
大滝登山口 | 08:05 | - | - | ||
行動時間合計 | 3時間10分 | 2時間12分 | 58分 |
樹徳高校大滝山荘の前を通って山道へ入る。簡易の木橋で沢を渡ってからは道は広い(林業兼用)ので夜でも迷う事は無いだろう。 橋を渡ってからほぼ真っ直ぐに滝の前まで進んで行く。滝の前にある簡易の木橋で沢を渡ってからは大きく右に曲がって 登り滝を迂回して登ってゆく(地図参照)。
大滝から砂利や土のゆるい坂道が続くが「写真19」の土管の上を通過した後、 少々歩き難い石のゴロゴロしたガレた道が一部コンクリートで舗装された道へ出るまで続く。 ここは夜間は特に歩き難いと思う。ヘッドライトの他に小型のハンドライトもあると安全。 コンクリート道は長くないが、降雨・積雪・凍結があると滑りやすい。
コンクリート道から先、傾斜が緩くなり一息つけるかと思えば、 しばらくして木の根や石の露出した坂が続く。 注連縄から先、「写真24」の木のある前後でやや大きめの石のある枯沢の底のような坂を登ってゆく。 そして「写真25」の標識から先、カッコソウの群生地のある杉林の急坂を所々ジグザグに登れば神社広場へ出る。
雷電岳神社広場は吾妻山や駒形登山口との合流点でもある。 2つある鳥居の右側(神社側)を通って山頂へ向かう。途中、「写真30」の分岐へ出るがどちらを通っても桐生嶽へ出られ、右へ行くと直に桐生嶽だが、 左へ行くと仁田山岳との間へ出る。神社前から分岐前後の道は狭く急な坂なので夜間は特に注意が必要だ。 仁田山岳の山頂は木々が多く展望がないが、祠の前にある展望台からの景色(写真38・39)は良い。
登山の写真①「日出」
最初に桐生嶽の山頂にて日出前から日出後の写真12枚です。
(写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)
手前が桐生市市街、中央の丘陵の奥が太田市街
東側.筑波山の少し右側が日出の位置.以降はこの定位置で撮影
少し明るくなってきた.気温は-5度くらい.動かないと寒い
雲の水平線の輝きが増す.山頂には5:30くらいから人は居る様子
雲の水平線から光が漏れてきた.手足の先が寒さで冷たい
日出を待つ登山者の様子.みんな寒い寒い言っている
雲の水平線の輪郭が輝きだした.日出はもうすぐだ!
遂に太陽が顔を出した! 2015年の朝の陽光が!
太陽が半分近く露出.初日の出らしい光景になってきた!陽光が眩しい!
周囲が一気に明るくなり、眩しい鮮烈な陽光に包まれた!
登山者の様子.地元の方と思しき人が音頭を取り万歳三唱!ありがたや~!
2015年、鳴神山からの初日の出
登山の写真②「登山道」
以下は登山道の写真です。登っている最中は日出前の真っ暗だったので
写真は全て下山中に撮影したものです。
(写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)
登山口には明照学園の大淹山荘が建つ.鳥居が目印
登山口の近くの案内図.午前5時は真っ暗.怖いもの想像しちゃう
山荘の間の道を進む.二宮尊徳(通称:金さん)の像がある
山荘を抜けて直ぐはこんな感じ.このあと沢にかかる橋を渡る
左奥に大滝.手前の木橋で沢を渡って右に大きく曲がってく
大滝から先はしばらくこんな坂道.背中に担いだ脚立が写ってた!
土管の上を通って左.この先から山道は大きな石のゴロっとしたガレ場となる
始めは沢の水で湿っている.暗いと少々、歩き難い場所となる
ガレ道の終わりから少しコンクリート道が続く.凍結していれば滑りやすい
注連縄の張ってある場所.中間地点を少し過ぎた辺りか
注連縄の右に標識がある.見落としがち?
注連縄から少し大きい石の多い沢底のような道を進む先、木と標識
左の標識が見えてきたら神社の広場は近い.坂にもうひと頑張り!
カッコソウ群生地の杉林を進めば神社広場の尾根が見えてくる
ここは吾妻山や駒形登山口への分岐点でもある
右の鳥居の奥が山頂への山道.左の鳥居の奥は社がある
右奥に社の本殿.テントで年越してる登山者が! そういうのもあるのか
桐生嶽前の分岐.好きな方で.左へ進むと仁田山岳と桐生嶽の間へ
山頂の祠.時刻は「07:05」まだ下山していない登山者が多い
日光方面.右奥に男体山、左奥に袈裟丸山?だろうか
南の桐生市街、その奥に太田市街の方面(写真01と同じ)
西には双峰の仁田山岳.木々で覆われている
桐生嶽と仁田山岳の間.写真30の分岐からここへ直接来れる
山頂の展望は桐生嶽の方がよいが、別に展望台がある
石で囲まれたビバークできそうな場所に祠がある
仁田山岳の祠の右前にある展望台から西に赤城山が見える
仁田山岳の祠の右前にある展望台から南に市街地が見える
登山の雑記
2015年、今年も行って参りました! 2011年から始めた恒例行事、山頂での初日の出!
水平線上の低い位置に雲が漂っていましたが、ほぼ日の出時刻(06:55以降)に
太陽が顔を出し、はっきりとしたその姿と眩い陽光を拝むことができました。
山頂に居合わせた登山者の皆さんで、地元のベテランと思しき紳士が音頭を取り、
万歳三唱をしました。ありがたい。
崇敬に値する大いなる自然の美しさに触れると、生かされている事への感謝や、
生きていることの価値を感じます。
1年の初めを照らす希望の光に励まされ、辛い出来事の多かった去年の自分を笑い飛ばせるよう、
今年を良い年にしようと思うのでした。
そういえば、鳴神山には初日の出を拝むための年始の日以外で登った事が無いです。
日出前の暗い内に登って朝日を見たら折り返す。登山口は毎回同じ大滝登山口。
闇夜の登山は毎回緊張感があるのですが、これでは変化に乏しい…。
次回からは登山口を変えるか、4~5月の春に吾妻山からの縦走や、ニリンソウやカッコソウの花を目当てに訪れてみたいと思っています。
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