巨木TOP / 群馬 / 桐生城跡日枝神社のクスノキ群
桐生城跡日枝神社のクスノキ群
巨木の写真


















巨木の基本情報
巨木名 | 桐生城跡日枝神社のクスノキ群 [1][2][3] |
|
||
---|---|---|---|---|
幹周 |
A木:4.10m [1], 4.70m [2], 4.40m [4] B木:3.70m [1], 4.10m [2], 3.90m [4] C木:3.60m [1], 4.10m [2], 4.02m [4] D木:3.20m [1], 3.60m [2], 3.99m [4] |
|||
樹高 |
A木:24.0m [1], 33.0m [2], 35.0m [4] B木:22.0m [1], 33.0m [2], 25.0m [4] C木:23.0m [1], 33.0m [2], 25.0m [4] D木:25.0m [1], 33.0m [2], 25.0m [4] |
|||
樹齢 | 300~600年 [1][2][3] | |||
保護 | 群馬県指定天然記念物 | |||
所在 | 群馬県桐生市梅田町1丁目 | |||
状態 | 2024.09.21 : A木の実測幹周5.02m、D木を除いて主幹の北側に根本から中腹まで損傷跡 | |||
交通 | ||||
車 | 北関東道・太田桐生ICから約17km、太田薮塚ICから約14km、東北道・佐野藤岡ICから約38km | |||
電車 | JR桐生駅から約5km | |||
バス | 居館、市営おりひめバス・梅田線、桐生駅北口より | |||
参考情報 |
■現地解説板 [1] 日枝神社のクスノキ群 :内容は下記雑記の写真01を参照 ■外部ウェブサイト [2] 桐生市ホームページ :当巨木の情報あり、桐生城についても参考 [3] 群馬県緑化推進委員会 :群馬県内の多数の巨木もサイト内で紹介している [4] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録より) ■少遠景の記録 [5] 鳳仙寺のカヤ :同じ桐生市の梅田地区、戦国時代に桐生を領した武将の由良氏の菩提寺 [6] 兼宮神社のケヤキ :同じ桐生市の梅田地区、幹周7mクラスの御神木が朽ちて現在は…? [7] 二渡のカヤ :同じ桐生市の梅田地区、市内最大のカヤ [8] 野の大クスノキ :桐生市、個人宅根差す県内最大のクスノキ [9] 桐生市の日本遺産巡り :桐生市の日本遺産に認定された織物の古都の文化財群を巡る [10] 鳴神山で初日の出 :桐生市の名峰、山頂は初日の出の名所でもある |
巨木と雑記
桐生市で最大の巨木は市域の南西部、新里地区の民家が有する野の大クスノキ
[8]
。県内でも有名になっている巨木です。
桐生市には他にも注目したいクスノキがあります。
場所は転じて市域北部の梅田地区に位置する日枝神社。
クスノキは社殿を囲む4本 (ABCD) の御神木であり、最大のもの (A) は幹周が約5m。
県内でこれほどのクスノキが密集して群生しているところは、ここ日枝神社だけ。
そして植生の観点からも貴重。
4本立ち並ぶ姿は壮観であり、ここが特別な神域とみえる景観をつくっています。
(補足:クスノキ群は現地解説板と桐生市では第1~4樹として識別)



当日枝神社の由緒
[1]
[2]
について。日枝神社から北にそびえる標高361mの城山。
そこには南北朝時代の観応元年 (1350)、
桐生国綱の築城に端を発す柄杓山城 (桐生城) がありました。
国綱は築城時に神祠を建立。
その後、延文5年 (1360) に麓の当地に遷座。
里人からも崇敬され、当初は樟御殿山王宮とも称された。
明治5年 (1872) に社号を日枝神社と改め、現在に至るそうです。
ちなみに、城山には本丸跡を含めて遺構が残っていて、
ハイキングコースもあるそうです。
その一部を地図に示してみました。
また、日枝神社から登るコースもあるそうですが、詳細がよく分からない。
山頂の展望や城の遺構に興味ある人、登ってみてください。
群馬TOP | △TOP | 前へ戻る |