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    桐生城跡日枝神社のクスノキ群

    巨木の写真

    クスノキ群の正面とA木 (2024.09.21) 【01】拝殿の真正面に根差すクスノキ群で最大のA木 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-01
    【02】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-02
    【03】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-03
    【04】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-04
    【05】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-05
    【06】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-06
    【07】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-07
    【08】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-08
    【09】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-09
    クスノキ群の背面とBCD木 (2024.09.21) 【01】社殿前から見仰ぐABC木、後の写真07-09にはD木が写る 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-01
    【02】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-02
    【03】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-03
    【04】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-04
    【05】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-05
    【06】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-06
    【07】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-07
    【08】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-08
    【09】 桐生城跡日枝神社のクスノキ群-09

    巨木の基本情報

    巨木名 桐生城跡日枝神社のクスノキ群 [1][2][3]
    幹周 A木:4.10m [1], 4.70m [2], 4.40m [4]
    B木:3.70m [1], 4.10m [2], 3.90m [4]
    C木:3.60m [1], 4.10m [2], 4.02m [4]
    D木:3.20m [1], 3.60m [2], 3.99m [4]
    樹高 A木:24.0m [1], 33.0m [2], 35.0m [4]
    B木:22.0m [1], 33.0m [2], 25.0m [4]
    C木:23.0m [1], 33.0m [2], 25.0m [4]
    D木:25.0m [1], 33.0m [2], 25.0m [4]
    樹齢 300~600年 [1][2][3]
    保護 群馬県指定天然記念物
    所在 群馬県桐生市梅田町1丁目
    状態 2024.09.21 : A木の実測幹周5.02m、D木を除いて主幹の北側に根本から中腹まで損傷跡
    交通
    北関東道・太田桐生ICから約17km、太田薮塚ICから約14km、東北道・佐野藤岡ICから約38km
    電車 JR桐生駅から約5km
    バス 居館、市営おりひめバス・梅田線、桐生駅北口より
    参考情報 ■現地解説板
     [1] 日枝神社のクスノキ群 :内容は下記雑記の写真01を参照
    ■外部ウェブサイト
     [2] 桐生市ホームページ  :当巨木の情報あり、桐生城についても参考
     [3] 群馬県緑化推進委員会 :群馬県内の多数の巨木もサイト内で紹介している
     [4] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録より)
    ■少遠景の記録
     [5] 鳳仙寺のカヤ     :同じ桐生市の梅田地区、戦国時代に桐生を領した武将の由良氏の菩提寺
     [6] 兼宮神社のケヤキ   :同じ桐生市の梅田地区、幹周7mクラスの御神木が朽ちて現在は…?
     [7] 二渡のカヤ      :同じ桐生市の梅田地区、市内最大のカヤ
     [8] 野の大クスノキ    :桐生市、個人宅根差す県内最大のクスノキ
     [9] 桐生市の日本遺産巡り :桐生市の日本遺産に認定された織物の古都の文化財群を巡る
     [10] 鳴神山で初日の出   :桐生市の名峰、山頂は初日の出の名所でもある

    巨木と雑記

     桐生市で最大の巨木は市域の南西部、新里地区の民家が有する野の大クスノキ [8] 。県内でも有名になっている巨木です。 桐生市には他にも注目したいクスノキがあります。 場所は転じて市域北部の梅田地区に位置する日枝神社。 クスノキは社殿を囲む4本 (ABCD) の御神木であり、最大のもの (A) は幹周が約5m。 県内でこれほどのクスノキが密集して群生しているところは、ここ日枝神社だけ。 そして植生の観点からも貴重。 4本立ち並ぶ姿は壮観であり、ここが特別な神域とみえる景観をつくっています。
    (補足:クスノキ群は現地解説板と桐生市では第1~4樹として識別)

    cm-桐生城跡日枝神社-01 【01】クスノキ群の解説板。
    cm-桐生城跡日枝神社-02 【02】拝殿背後の本殿。
    cm-桐生城跡日枝神社-03 【03】本殿の隣に摂社、八幡宮と機神社。

     当日枝神社の由緒 [1] [2] について。日枝神社から北にそびえる標高361mの城山。 そこには南北朝時代の観応元年 (1350)、 桐生国綱の築城に端を発す柄杓山城 (桐生城) がありました。 国綱は築城時に神祠を建立。 その後、延文5年 (1360) に麓の当地に遷座。 里人からも崇敬され、当初は樟御殿山王宮とも称された。 明治5年 (1872) に社号を日枝神社と改め、現在に至るそうです。

     ちなみに、城山には本丸跡を含めて遺構が残っていて、 ハイキングコースもあるそうです。 その一部を地図に示してみました。 また、日枝神社から登るコースもあるそうですが、詳細がよく分からない。 山頂の展望や城の遺構に興味ある人、登ってみてください。