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白鳥神社のケヤキ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 白鳥神社のケヤキ [3] |
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樹種 | ケヤキ(欅) | |||
幹周 | 7.38m [3], 8.4m [7] | |||
樹高 | 24m [3], 40m [7] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 幹の肥大した複数のコブ | |||
保護指定 | 村田町指定天然記念物 | |||
所在地 | 宮城県柴田郡村田町大字村田字七小路2 | |||
所在施設 | 白鳥神社の境内地 | |||
撮影日・状態 | 2018.10.01 : 台風の被害により主幹の大部分を折損(現在の状態は不明) 2017.09.15 : 大枝の欠損、葉が少なく根本は空洞化しているように見える | |||
アクセス | ||||
車 | 村田IC(東北自動車道):約1.2km | |||
電車 | 大河原駅(東北本線) :約9km (村田地区に停まる路線バスは仙台駅発の高速バスのみ) | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1]村田町指定史跡・白鳥神社 :御神橋の手前にある解説板 [2]白鳥神社の歴史(石碑) :境内の中央、参道の向かって左側に建つ石碑 [3]村田町指定天然記念物・ケヤキ :直径2.35mとある(円周率と乗算した値が約7.38m) [4]村田町指定天然記念物・フジ :入口付近の参道を跨ぐフジ [5]村田町指定天然記念物・イチョウ:本殿の向かって右手前に立つ [6]村田町指定天然記念物・シラカシ:本殿の背後に立つ(鮮明な画像なし) ■Web [7]巨樹巨木林データベース :2000年度の調査記録、独特の呼称は「縄文ケヤキ」 [8]村田町ホームページ :町の歴史や伝統的建造物群保存地区など参考 [9]河北新報・大ケヤキの記事 :2018年10月1日、台風24号の影響で大ケヤキが倒れた件の記事 |
巨木と雑記.村田町
2017年9月、宮城県の南部で一泊二日の巨木巡り。 一日目は蔵王町にある火山湖の御釜で有名な蔵王山に登山。その後は白石市 「嘉右衛門山の逆さケヤキ」 と丸森町 「丸森のイチョウ」 を巡る。次に亘理町では 「称名寺のしいのき」 の後で、太平洋の眺望を楽しめる亘理温泉「鳥の海」で休憩。 この日の最後に訪れたのが村田町でした。 村田町へ訪れた理由は三つ。 東北道の村田ICの近くに、車中泊の泊地にできる「道の駅村田」があること。 次に名跡の白鳥神社があること。 境内は県内最大級の大ケヤキを始め、フジ、イチョウ、シラカシなどの巨木が茂る荘厳な社叢。 そして町の中心部には、古い店蔵が軒を連ねる歴史ある街並み、伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)があることでした。 道の駅に訪れたのは夕刻で、翌日は早朝の出発ということで、私は伝建地区を見逃しました…。 伝建地区の詳細は村田町のホームページ[8]をご参考に。 江戸時代に仙台藩の紅花や藍を、江戸や上方へ運ぶ交易で繁栄。その商家の店蔵が数多く残された街並みが、町の中心部にある伝建地区です。
巨木と雑記.大ケヤキについて
白鳥神社は第12代景行天皇により創建されたと伝えられる古社で、 第31代用天皇(聖徳太子の父)、空海、源義家などに纏わる伝説があります。 本殿は承暦2年(1078)、本殿は元禄元年(1668)の再建とされる古建築。[1][2] 大木が茂る社叢の中で最も大きな巨木。 それが奥州の蛇藤[4]の近くに立つ御神木の大ケヤキ。 大きな複数のコブが特徴的な貫禄ある立姿と、古木らしい風情があり、 縄文ケヤキ[7]とも呼ばれているようです。 欠損した大枝が多く、樹勢は衰退している様子。 蛇藤と石塔群に囲まれた個性的な老木の大ケヤキは、境内でも一際の異彩を発する存在でした。 後日に河北新報[8]の記事で知ることになった悲報。 2018年10月1日に大ケヤキが倒れる。台風24号の強風による被害。 主幹を高さ約7メートルほど先から折損したとのこと。 背の高い切り株のような状態となったことが予想されます。 でも、根元から倒壊したのではないため、再生への希望が。 たくさんの若木が早く成長してくるよう祈っています。
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