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    山田の桜

    巨木の写真

    撮影日 (2024.04.13 / 2023.03.31) 【01】史跡でもある一本杉公園の入口に根差す大桜 山田の桜-01
    【02】 山田の桜-02
    【03】 山田の桜-03
    【04】 山田の桜-04
    【05】 山田の桜-05
    【06】 山田の桜-06
    【07】 山田の桜-07
    【08】 山田の桜-08
    【09】 山田の桜-09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 山田の桜 [1]
    樹種 エドヒガン (江戸彼岸)
    幹周 5.16m (実測)
    樹高 不明 (15m以上)
    推定樹齢 不明
    特徴 地上3m付近から放射状に分岐、球形の樹冠
    保護指定 不明
    所在地 福島県二本松市杉沢
    所在施設 一本杉公園
    撮影日・状態 2024.04.13 : 開花状況は7分咲き、樹容に目立つ変化なし
    2023.03.31 : 開花状況は蕾、目立つ損傷なく樹勢よし
    アクセス
    磐越道・船引三春ICから約13㎞、東北道・二本松ICから約20㎞
    電車 JR磐越東線・船引駅から約10㎞
    参考情報 ■現地資料
     [1] 一本杉公園と山田の桜 :内容は下記雑記の写真01を参照
    ■外部ウェブサイト
     [2] 巨樹巨木林データベース:当桜の登録不明 (2023年3月時点
    ■少遠景の記録
     [3] 杉沢の大スギ     :二本松市、同じ杉沢地区内、福島県随一の巨樹であろう
     [4] 三渡神社の参宮桜   :二本松市、同じ杉沢地区内、最寄りの桜
     [5] 福田寺の糸桜     :二本松市、優美な枝垂れ桜の巨木、三春滝桜の子孫と伝わる
     [6] 合戦場のしだれ桜   :二本松市、市内でも特に有名な桜

    巨木と雑記

     杉沢の大スギ [3] から北西に約2kmほど、 丘上に拓かれた一本杉公園があります。 遠くからは目立たない、静かな見晴らしの良い公園。 西側には安達太良山の眺めが素晴らしい。 桜もたくさん植栽されていて華やか。 集落の人達が仲良くお花見を楽しんでいそうです。

     園内にある巨木が、道路沿いに根差す山田の桜。 実測した幹周は約5.2m。予想以上に太くて驚きました。 また広い樹冠も端正な姿で素晴らしく、ケヤキがつくるような球形にまとまっています。 ただし、満開を迎えるのは市内の桜でも遅いのが、悩ましいところです。

    cm-一本杉公園-01 【01】一本杉公園の現地解説板。
    【02】 cm-一本杉公園-02
    【03】 cm-一本杉公園-03
    【04】 cm-一本杉公園-04
    【05】 cm-一本杉公園-05



     一本杉公園について [1]。 名前の通り丘上に一本の杉が立ち、その根本には石碑が置かれている。 ここは昔、戦死者を埋葬した場所と伝わるそうです。 戦国時代末期の天正12年 (1584)。 杉沢地内にて小浜城主の大内定綱と、三春城主の田村清顕の軍勢が衝突。 その合戦の死者が埋葬され、慰霊のため石碑がたてられたという。 やがて現代になると公園として整備。 昭和初期、杉沢区長などを務めてきた三瓶氏が桜を植栽。 一本杉も三瓶氏の御先祖が植えたと伝わるそうです。