巨木TOP / 福島 / 成田神社の種蒔桜
成田神社の種蒔桜
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 成田神社の種蒔桜 [1] |
|
||
---|---|---|---|---|
樹種 | エドヒガン (江戸彼岸) | |||
幹周 | 4.80m [2], 5.08m (実測) | |||
樹高 | 9.00m [2] | |||
推定樹齢 | 400年 [1] | |||
特徴 | 傾斜地、単幹、傾き | |||
保護指定 | 福島県指定緑の文化財 | |||
所在地 | 福島県田村郡三春町北成田鹿島 | |||
所在施設 | 成田神社 | |||
撮影日・状態 | 2023.03.31 : 開花状況はほぼ蕾、樹容は一部の枝が折れていたが大きな変化はない様子、フクロウは不明 2015.04.15 : 開花状況は散り始め、一部の大枝折損あるが樹勢良さそう、空洞にフクロウが棲んでいた! | |||
アクセス | ||||
車 | 磐越道・郡山東ICから約10㎞ | |||
電車 | 磐越東線・三春駅から約5㎞ | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 三春町観光協会 :当桜の情報あり [2] 巨樹巨木林データベース:当桜の登録あり (1988年度の調査記録) ■少遠景の記録 [3] 南成田の大桜 :三春町、近辺の桜、町内では滝桜に次ぐ大桜 [4] 七草木の天神ザクラ :三春町、近辺の桜、農地の中の高台にある桜 [5] 高木神社の桜 :三春町、近辺の桜、田村庄の総鎮守とされた古社の桜 [6] 三春滝桜 :三春町、日本三大桜の一本、桜の女王たる風格と美しさ |
巨木と雑記
大きな一本桜の多い三春町は、南北に長い町域をもつところ。 滝桜のある南部 (中郷地区) と中央部 (三春地区) のほか、 北部にも見事な大桜がたくさんあります。 その一本が要田地区にある成田神社の種蒔桜。 高台に建つ集落の鎮守の御神木。 本殿右側の見晴らしのよい場所にそびえ立ち、麓からよく目立ちます。 名前の通りこの大桜の開花を、稲や野菜など苗代づくりの目安としてきたのでしょう。 迎春の喜びと豊穣の希望を体現してきた御神木。 成田神社の大桜。 近づいてみると、かなり貫禄のある太い幹をしていることが分かります。 古木らしい佇まいで何本かの枝を失っているが、今でも樹冠は大きく樹勢は良さそう。 私はまだ拝めていませんが、麓や真下から見仰ぐ満開の花笠は、さぞ美しいことでしょう。 周囲の景観にも優れた大桜。 いつか満開の時期を狙って再訪したいものです。 ちなみに、初訪時に驚きの出会いがありました。 枝が折れてできた洞の開口部から、フクロウが飛び出してきたのです。 体色は全体的に白っぽくて神々しかった。 再訪時に姿は見かけない。 静かな鎮守の杜にある大桜は、フクロウの住処にもなっている。 あまり接近せず静かに観桜すべきところです。
福島TOP | △TOP | 前へ戻る |