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文挟二荒山神社のスギ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 文挟二荒山神社のスギ (仮) |
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樹種 | スギ (杉) | |||
幹周 | 7.02m [2] | |||
樹高 | 30.0m [2] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 道路沿いの立地、単幹、下枝が多い | |||
保護指定 | 日光街道杉並木 (特別天然記念物) | |||
所在地 | 栃木県日光市文挾町 | |||
所在施設 | 文挟二荒山神社 | |||
撮影日・状態 | 2022.10.15 : 国道沿いでも樹勢良好、樹冠も大きい、樹高は30mくらいの印象 | |||
アクセス | ||||
車 | 東北道・鹿沼ICから約17km、日光宇都宮道・大沢ICから約8km | |||
電車 | JR日光線・文挟から約1km、東武日光線・下小代から約2km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 文挟宿郷倉 :解説板、内容は下記雑記の写真02を参照 ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [3] 日光二荒山神社の御神木:日光市、二荒山神社総本社、御神木のスギ [4] 日光杉並木街道の大スギ:日光市、街道で最大のスギと見られる (なみキングと呼びたい) [5] 大宮神社の太郎スギ :日光市、スギ巨木が群生する森厳なる社叢 |
巨木と雑記.日光杉並木街道を代表する一本
日光杉並木街道のうち、例幣使街道ルート (国道121) の南部に鎮座する文挟二荒山神社。 御神木は杉並木の中で、なみキング [4] に次ぐ巨木とみえます。そして単幹であれば最大となるでしょう。 根本が交通量の多い国道となった今でも樹勢良好。 肥大した力強い根本から立ち昇り、大きな樹冠を広げている。 杉並木でも要注目の巨木です。 幹周について。道路沿いの実測は危険なため諦めました。 当日は週末の正午前、根本の国道は交通量が多く、道がカーブして死角になるところ。 安全のため複数人で行い、車の見張りを置き、短時間で計測する必要がありそう。 なお幹周は、大宮神社の太郎スギ [5] と同じくらいの印象でした。
文挟二荒山神社について。詳しい由緒は分かりません。 江戸時代に当地は、日光例幣使街道の宿場、文挟宿があったところ。 JR文挟駅から当社まで、国道沿いに今も門前町の名残がある町割りが続いている。 文挟宿の鎮守であり日光大権現の出張所。 大勢の人々が旅の安全を祈願してきたことでしょう。 大スギの傍らには文化財の建物、 江戸末期に建てられた文挟宿郷倉 [1] があります。 江戸時代の元禄、天明、天保などの大飢饉のとき。 日光の村でも大勢の餓死者や、貧困に苦しむ家が多発。 各村民たちは飢饉の対策として、共同の郷倉を建て、不作に備えて穀物を貯蔵した。 この郷倉は、現存する数少ない貴重なものであるそうです。
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