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スッカン沢のカツラ
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 | スッカン沢のカツラ[仮名] |
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樹種 | カツラ(桂) | |||
幹周 | 約9.0m(目測) | |||
樹高 | 不明 | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | スッカン橋の右岸の袂に立つ大カツラ | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 栃木県那那須塩原市塩原 | |||
所在施設 | 雄飛の滝線歩道(山道) | |||
撮影日・状態 | 2017.07.22 : 樹勢良し、幅約1mの歩道3つ分の直径なので幹周は約9mほどか | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・矢板ICから約28km(西那須野塩原ICからは約24km) | |||
電車 | JR矢板駅から約20km、西那須野駅からは約30km | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 塩原温泉ビジターセンター:雄飛の滝線歩道の地図や通行止の情報あり [2] 塩原温泉郷 :塩原温泉の情報が豊富な那須塩原の観光情報 ■少遠景の記録 [3] 桜沢とスッカン沢 :塩原渓谷の南に位置する渓流、桜沢とスッカン沢を巡る [4] 塩原八幡宮の逆杉 :塩原温泉郷の塩原八幡宮の御神木、県内最大の巨木 [5] 嶽山箒根神社の大杉 :那須塩原市宇都野、八方ヶ原から東の山中、県内で特に高所にある大スギ |
巨木と雑記.那須塩原の秘境の渓谷へ
那須塩原で名瀑と巨木のある地といえば、塩原温泉のある塩原渓谷。 箒川の上流に位置する、美しい自然景観の渓谷です。 私は2016年9月に訪れました。 回顧の滝、留春の滝、竜化の滝などの名瀑を巡り、県内最大の巨木である逆杉を拝観。 最後に、塩原11湯のひとつ新湯温泉では、ガスの出る爆裂噴火口を見たのち、 濃厚な源泉の共同浴場(中の湯)に浸かる。大満足でした。 後日、塩原渓谷の南に位置する山域にも、名瀑と巨木があることを知りました。 それが秘境といわれるスッカン沢。 高原山の東山麓に位置する渓流で、箒川の支流である鹿股川の源流域です。 原生林に覆われた峡谷には、青白く輝く神秘の淵と滝が秘められ、カツラの巨木もあるときた。 これは訪れてみるしかありません。 スッカン沢と南に並走する桜沢のハイキングコース 「雄飛の滝線歩道」「前山八方ヶ原線歩道」の詳細は、 上記の登山記録 [3] を参照してください。 スッカン沢の「雄飛の滝」や、桜沢の「咆哮霹靂の滝」までの道のりを詳しく紹介しています。
巨木と雑記.スッカン沢のカツラ
大カツラの立つ場所は、雄飛の滝線歩道のスッカン橋。 山道を沢の左岸から右岸に渡す、橋の右岸袂に大カツラは立っています。 山道入口の雄飛橋から30分もあれば着くでしょう。 橋を渡っていくと、対岸に見える大きな茂みが、1本の大カツラであることが分かっくる。 急斜面に立つカツラですが、橋から下りる階段に囲まれているため、 安定した足場から、様々な角度で眺めることができます。 この大カツラも多数の株立ちですが、数本の太い幹を中心に中腹まで密集しているので、 巨樹としての重量感と見応えは十分。 橋の階段の幅は約1mで、大カツラは直径はその3つ分ほど。幹周は9mほどもあるでしょう。 栃木県でも最大級の大カツラ。 西側の沢に面した斜面側からは、隆起した大きな根本が逞しく、 この位置からの見上げる姿には特に惚れました。 美しく幽玄な秘境の渓流と素晴らしき大カツラ。 季節を変えて再訪したい場所です。 なお、雄飛の滝線歩道は、スッカン橋を渡ってから薙刀岩の先で通行止。 不安定な岩盤の崩落により山道が埋まっており、この先の前山八方ヶ原線歩道へは抜けられません。 2018年時点でも通行止の状態。 最新の情報は塩原温泉ビジターセンター [1] などから確認してください。
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