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下手のカヤ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 下手のカヤ [1] |
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樹種 | カヤ (榧) | |||
幹周 | 4.30m [1], 4.34m [3] | |||
樹高 | 13.0m [1], 15.0m [3] | |||
推定樹齢 | 850年 [1] | |||
特徴 | 真っ直ぐな単幹 | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 栃木県鹿沼市上粕尾 | |||
所在施設 | 私有地、道路沿い | |||
撮影日・状態 | 2015.01.28 : 大枝の折損跡などあるが樹勢は良い様子 | |||
アクセス | ||||
車 | 東北道・栃木ICから約36km、鹿沼ICから約37km | |||
電車 | 東武鉄道・新鹿沼駅から約33km、JR鹿沼駅から約35km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 解説板・下手のカヤ :幹周・樹高・樹齢、所有者の方についてなどの記載 (拡大写真なし) ■外部ウェブサイト [2] 鹿沼市ホームページ :発光路と強飯式について参考 [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 豊年杉 :鹿沼市上粕尾、日光神社の御神木、県内最大級のスギ (幹周約11.8m) [5] 谷倉神社のスギ :鹿沼市中粕尾、分かりづらい場所にある (公開準備中) [6] 天満星宮神社のスギ :鹿沼市下粕尾、御神木の他に幹周6mクラスのスギがある [7] 粟野のカヤ :鹿沼市口粟野、県内を代表するカヤ古木の一本 |
巨木と雑記
鹿沼市の西部、上粕尾の奥地にある発光路 (ホッコウジ) の集落。 珍しい名前の地名です。 更に西奥へ向かえば粕尾峠を経て日光の足尾へ。 そんな古道にある集落故の名前か。 または天文18年 (1549)、地元の豪族である高橋治部少輔吉久が、 娘の願望治癒の祈願をしたという歴史に因るものかもしれません (奉納した大般若経600巻が現存)。 当集落には「発光路の強飯式」という伝統行事があります (国指定重要無形民俗文化財)。 鎮守である妙見神社の祭礼 (1月3日)。 神仏に御馳走をもてなすため大量の米飯・芋・酒などを用意。 それらを食すことを強制したことに由来する強飯式という名前。 現在も祭礼の中で、大盛のご飯を氏子の人に食べさせているそうです。 [2] 発光路集落の中央部にあるカヤ古木。 屋号を下手と称した斎藤家の門前にそびえ立っています。 道路沿いにあるため敷地に立入らずとも見学可能。 相当な古木らしい佇まいで樹勢は良い。 市内の県内を代表するカヤの一本、粟野のカヤ [7] に比肩する風格を持つ見事な老樹です。
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