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毘沙門天のスギ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 毘沙門天のスギ [4][7] |
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樹種 | スギ (杉) | |||
幹周 | 7.00m [4][6][7][8] | |||
樹高 | 29.0m [4][6][7][8] | |||
推定樹齢 | 600-800年 [4], 600年 [6], 650年 [7] | |||
特徴 | 単幹、湾曲して立ち昇る下枝 | |||
保護指定 | 足利市指定天然記念物 | |||
所在地 | 栃木県足利市大岩町 | |||
所在施設 | 最勝寺 (大岩山多門院) | |||
撮影日・状態 | 2024.09.13 : 樹容に目立つ変化なし、近くに大杉権現の社と解説板が新たに建つ 2015.11.30 : 大枝の一部枯損、主幹の一部に亀裂、根本は力強く背は高い、樹勢は良さそう | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東道・足利ICから約7km、東北道・佐野藤岡ICから約25km | |||
電車 | JR両毛線・足利市駅から約8km、東武伊勢崎線・足利市駅から約8km | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 大岩山毘沙門天の由緒 :内容は下記雑記の写真02を参照 [2] 大岩山毘沙門天の本堂 :内容は下記雑記の写真03を参照 [3] 大岩山鎮守神・山王権現 :内容は下記雑記の写真05を参照 [4] 大杉権現・毘沙門天のスギ:内容は上記巨木の写真12-13を参照 [5] 御神木・祈りの欅 :内容は下記雑記の写真09を参照 ■外部ウェブサイト [6] 最勝寺ホームページ :由緒、本堂、境内社、仁王像、御神木、天空テラスなど参考 [7] 足利市ホームページ :当巨木の情報あり [8] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録) ■少遠景の記録 [9] 鑁阿寺の大イチョウ :足利市内、当地に祖たる足利氏の菩提寺、県内最大の大イチョウ [10] 足利学校のケヤキ :足利市内、国内最古級の学校施設、敷地内の稲荷社にケヤキ [11] 登山記録・行道山 :足利市内、織姫神社から最勝寺を経て行道山因寺まで縦走 |
巨木と雑記.最勝寺
足利市街の北にそびえる大岩山。 ここは日本三大毘沙門天の一つ、最勝寺 [1] [6] の座す霊場。 奈良時代の天平17年 (745)、毘沙門天の神託により行基上人が開山したとされます。 後に聖武天皇の勅願により諸堂が建立され、大岩山多門院最勝寺の号を賜った。 北関東の要衝となる大岩山にて、北の方角の守護神仏でもある毘沙門天を祀る。 そうして東国における、鎮護祈祷と修験道場を牽引したきた一大霊山です。 また武神・必勝の神仏としても信仰され、足利氏をはじめ歴代の武将たちの帰依を受けてきた。 現在も護摩祈祷を受けに、大勢の参拝者が訪れているそうです。 最勝寺の御神木は、本堂の南東斜面に根差す3本のスギで、大杉権現とも呼ばれます。 最も太い東端のものは、栃木県の南部では最大級となるスギ。 赤みを帯びた太く力強い主幹と荒々しい下枝。 名前の通り、毘沙門天が宿っているような御神木です。
巨木と雑記.天空テラス
最勝寺境内の西側には好展望の場所、大岩山天空西公園があります。 ここが2023年より綺麗に再整備。 天空テラスが設置され、より素晴らしい展望地となりました。 南側に大きく視界が開けていて、関東平野を見渡せる。 好天であれば、東京都心の高層ビル群やスカイツリーも遠望できるそうです。 参拝者だけでなく、ハイカーにも注目されそうなところ。 大岩山は市街地の織姫神社から行道山への縦走コースの途中。 興味のある人は少遠景の登山記録 [11] もご覧になってください。
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