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砂の大ケヤキ
巨木の写真













巨木の基本情報
巨木名 | 砂の大ケヤキ [1][3] |
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樹種 | ケヤキ (欅) | |||
幹周 | 6.60m [3], 6.70m [4], 8.10m (実測) | |||
樹高 | 30.0m [1][3][4] | |||
推定樹齢 | 600年 [1] | |||
特徴 | 根本の広範囲の隆起、主幹は中腹まで分散せず | |||
保護指定 | さいたま市指定天然記念物 | |||
所在地 | 埼玉県さいたま市見沼区東大宮1丁目 | |||
所在施設 | 八雲神社 | |||
撮影日 | 2024.09.26 : 大枝の欠損跡あり、樹勢は良い様子、南側の下枝が電線に接触している | |||
アクセス | ||||
車 | 首都高速埼玉新都心線・見沼出入口から約6km、東北道・岩槻ICから約6km | |||
電車 | JR東大宮駅 (宇都宮線・湘南新宿線) から約1km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 砂の大ケヤキ :解説板、内容は下記雑記の写真01を参照 [2] 砂の万灯 :解説板、内容は下記雑記の写真05を参照 ■外部ウェブサイト [3] さいたま市ホームページ:当巨木と砂の万灯の情報あり [4] 砂祭事・砂の万灯 :公式サイト、東大宮の鎮守である氷川神社と八雲神社の由緒と祭礼を紹介 [5] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録) ■少遠景の記録 [6] 大宮氷川神社の社叢 :さいたま市大宮区、武蔵一宮の大社、広大な社叢から複数の巨木を紹介 [7] 大久保の大ケヤキ :さいたま市桜区、住宅地の中、県内で最も太いケヤキ [8] 清河寺の大ケヤキ :さいたま市西区、清河寺の隣の私有地、大久保の大ケヤキに次ぐ太さ |
巨木と雑記
JR東大宮駅の東側に広がる市街地。 かつては田園広がる砂村が在ったところで、 今でも中心部には鎮守の杜である氷川神社 (地図リンク) が鎮座。少し離れて県道5号線沿いには、分社である八雲神社もあります。 その境内には、八雲社、天満宮、観音堂などが残り、祭礼が続けられている。 7月中旬に行われる祭礼、市指定無形民俗文化財である万灯祭 (砂の万灯) は有名。 人形と花飾りや錦の幕で装う、煌びやかな万灯が境内に並び立つそうです。 (参考: [2] [3] [4] ) 八雲神社境内の観音堂の正面には、県内最大級の素晴らしい大ケヤキが根差しています。 市街地に息づくこの老巨樹は、背が高く整った樹容。 主幹は予想より太く重量感があり、広範囲に隆起した根元がじつに逞しい。 また、祀られている古い庚申塔と重なる姿も厳か。 江戸時代より連綿と続いてきた祭礼、大切にしてくれる氏子の人々、 そして東大宮の発展を見守ってきた御神木です。






おわりに八雲神社のアクセスの注意について。 境内中央の駐車場が利用できるか不明です。 普段は契約制の駐車場になっているようにみえる。 過去、2022年9月に初訪したとき、警邏中のお巡りさんに会いました。 そのとき境内に駐車できるか尋ねたところ、 よく分からない、一般開放されていないのでは、とのこと。 私の場合、県道沿いに立ち並ぶお店のひとつの駐車場を、買物客となり利用しました。 あとは東大宮駅の周辺のコインパーキングを利用すれば、氷川神社と併せてゆっくり参拝できそうです。
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