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    高山不動の大イチョウ

    巨木の写真

    撮影日:2022.11.25 【01】深山の霊場に佇む御神木、県内最大級のイチョウ 高山不動の大イチョウ-01
    【02】 高山不動の大イチョウ-02
    【03】 高山不動の大イチョウ-03
    【04】 高山不動の大イチョウ-04
    【05】 高山不動の大イチョウ-05
    【06】 高山不動の大イチョウ-06
    【07】 高山不動の大イチョウ-07
    【08】 高山不動の大イチョウ-08
    【09】 高山不動の大イチョウ-09
    【10】 高山不動の大イチョウ-10
    【11】 高山不動の大イチョウ-11
    【12】 高山不動の大イチョウ-12
    【13】 高山不動の大イチョウ-13
    撮影日:2014.11.30 【01】広角レンズ (14-24mm) で撮影、2022年の写真より画角が広い 高山不動の大イチョウ-01
    【02】 高山不動の大イチョウ-02
    【03】 高山不動の大イチョウ-03
    【04】 高山不動の大イチョウ-04
    【05】 高山不動の大イチョウ-05
    【06】 高山不動の大イチョウ-06
    【07】 高山不動の大イチョウ-07
    【08】 高山不動の大イチョウ-08
    【09】 高山不動の大イチョウ-09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 高山不動の大イチョウ [2][3]
    樹種 イチョウ (公孫樹)
    幹周 10.0m [2][3][4]
    樹高 37.0m [2][3][4]
    推定樹齢 800年 [2][3]
    特徴 傾斜地、太い側幹、気根のある横枝
    保護指定 埼玉県指定天然記念物
    所在地 埼玉県飯能市高山
    所在施設 高山不動尊 (高貴山常楽院)
    撮影日・状態 2022.11.25 : 前回 (8年前) と大きな変化なし、黄葉の見ごろは過ぎて殆ど落葉していた
    2014.11.30 : 樹勢は良い様子、広場が黄金の絨毯で染まった、主幹の南側の下部に火災跡らしきもの
    アクセス
    圏央道・圏央鶴ヶ島ICから約30km、青梅ICから約3km (車でアクセス可能)
    電車 西吾野駅から徒歩でハイキングコース経由、約1時間30分~2時間くらい
    参考情報 ■現地資料
     [1] 常楽院不動堂     :解説板、内容は下記雑記の写真05を参照
     [2] 高山不動の大イチョウ :解説板、内容は上記巨木の2022年度の写真13を参照
    ■外部ウェブサイト
     [3] 飯能市ホームページ  :当巨木の情報あり
     [4] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録)
    ■少遠景の記録
     [5] 飯能の大ケヤキ    :飯能市、市街地の神名神社の御神木、県内最大級のケヤキ
     [6] 滝の入タブの木    :飯能市、浅間神社の裏山、県内最大とみられるタブノキ
     [7] 正法寺の大イチョウ  :東松山市、複数の株立ちだが県内最大のイチョウとみえる (幹周約11m)

    巨木と雑記.深山の古刹にそびえ立つ県内最大級のイチョウ

     飯能市の西部は、関東平野と秩父盆地とを隔てる外秩父山地が広がっているところ。 この山域に開かれた名刹が高山不動尊こと常楽院 [1][3] 。創建は白雉5年 (654) とされ、後の平安時代より真言密教の山岳修験場として発展。 現在も関東を代表する不動尊 (本尊は軍荼利明王) のひとつとして、篤く信仰されている霊場です。

     標高約600mの山腹を拓いて築かれた本堂 (不動堂)。 骨太な材で組み上がった、質実剛健ながら優美な御堂。 文政13年 (1830) に再建された古建築です。 正面には急峻な石段が伸び、その門前にそびえ立っているのが、 不動尊のように堂々たる威容の大イチョウ。 急な斜面を覆う広大な根本から、太い主幹と数本の側幹が立ち昇る。 側幹の集合体ではないので、重量感にも優れた樹容です。 南側に伸びた大きな横枝に個性が光る。 複数の気根が連なり、まるで飛龍の翼のような迫力があります。 県内第一位のイチョウとして、正法寺の大イチョウ [7] と甲乙つけがたい。 それでも重量感では、こちらに軍配が挙がるように感じました。

    cm-高山不動尊-01 【01】急峻な本堂 (不動堂) へ至る参道石段。境内東 (右) から本堂横に出る迂回ルートもある。
    【02】 cm-高山不動尊-02
    【03】 cm-高山不動尊-03
    【04】 cm-高山不動尊-04
    【05】 cm-高山不動尊-05

    巨木と雑記.奥之院の建つ関八州見晴台

     秘境の山岳修験場であった高山不動尊。 現在、外秩父山地における人気のハイキングコースにもなりました。 麓から複数のコースが伸びていて、 そのうち西吾野駅から最短なのが、地図中にも示した「パノラマコース」です。 高山不動尊まで1時間30分くらい。 そしてハイキングコースは高山不動尊から先、関八州見晴台にも続きます。 御堂から先の北尾根上、標高約760m地点にある展望地で、奥之院の建つ歴史あるところ。 この名称は関東八州 (相模・武蔵・上野・下野・常陸・上総・下総・安房) が見渡せたことに由来。 私はお寺から徒歩で往復してみました。 移動時間は、登り25分、下り15分くらい。 道中の様子は以下写真をご参考に。
    (ハイキングコースの詳細は登山関係の公式サイトなどを参照ください)

    cm-関八州見晴台-01 【01】関八州見晴台にて。南側の展望。特に展望が開けているは南側と南西側であった。 時刻は早朝のため地平線は逆光が強い。 ちなみに他の方角は木々が伸びていて視界良好ではなかった。
    【02】 cm-関八州見晴台-02
    【03】 cm-関八州見晴台-03
    【04】 cm-関八州見晴台-04
    【05】 cm-関八州見晴台-05
    【06】 cm-関八州見晴台-06
    【07】 cm-関八州見晴台-07
    【08】 cm-関八州見晴台-08
    【09】 cm-関八州見晴台-09
    【10】 cm-関八州見晴台-10
    【11】 cm-関八州見晴台-11
    【12】 cm-関八州見晴台-12
    【13】 cm-関八州見晴台-13