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下手計鹿島神社のケヤキ
巨木の写真
巨木の基本情報
| 巨木の名前 | 下手計鹿島神社のケヤキ (仮) |
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|---|---|---|---|---|
| 樹種 | ケヤキ (欅) | |||
| 幹周 | 3.50m [3], 4.56m (実測) | |||
| 樹高 | 28.0m [3] | |||
| 推定樹齢 | 200～299年 [3] | |||
| 特徴 | 単幹、箒状の樹冠 (西側のケヤキ) | |||
| 保護指定 | 深谷市保存樹木 | |||
| 所在地 | 埼玉県深谷市下手計 | |||
| 所在施設 | 鹿島神社 | |||
| 撮影日・状態 | 2023.10.16 ： 御神木本体は枯死、根本の若木は次世代のヒコバエ？、西側のケヤキは樹勢良好 | |||
| アクセス | ||||
| 車 | 関越道・花園ICから約16km、本庄児玉ICから約11km、東北道・羽生ICから約34km | |||
| 電車 | JR深谷駅 (高崎線・湘南新宿線) から約6km | |||
| 参考情報 | ■現地資料 [1] 鹿島神社の由緒 ：解説板、内容は下記雑記の写真04-05を参照 ■外部ウェブサイト [2] 深谷市ホームページ ：下手計鹿島神社の情報あり [3] 巨樹巨木林データベース：当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 高島諏訪神社のカヤ ：深谷市の北部地域、かつては国内最大級の大カヤであったらしい [5] 八基小学校のクスノキ ：深谷市の北部地域、同じ下手計の地区 [6] 全久院のカヤ ：深谷市の北部地域、戸田松平家の菩提寺に根差す [7] 上敷免諏訪神社のケヤキ：深谷市の北部地域、関連する旅日記あり | |||
巨木と雑記
深谷市街地から小山川を越えて北に位置する地区の下手計。 当地の鎮守が鹿島神社 [1] 。伝承では創始は平安時代とされ、戦国時代には深谷上杉氏から崇敬。 また渋沢栄一に所縁の神社でもあります。 栄一の生家 (地図リンク) は西に約1km。 また栄一の学問の師であった尾高惇忠の家 (地図リンク) も南東に約500mと近い位置。 鎮守であるこの鹿島神社が、学びや交流の場にもなったことでしょう。 拝殿の扁額は栄一の揮毫です。 境内中央には、朽ちたケヤキの御神木が残されています。 幹周は10m以上ありそうで、往時は県内最大級のケヤキであったことでしょう。 洞の中には井戸の跡があり、かつてはその湧水で共同風呂が設けられた。 心優しい渋沢栄一の母は、病気の人達の体を流し たそうです。 後に栄一は大成し、福祉事業や医療事業にも尽力。 仁義道徳の実業家、その心を育むことに寄与したであろう、鹿島神社と御神木。 なお境内には4本どほのケヤキの大木があり、全て市の保存樹木となっています。 特に太いのが御神木から参道を挟んで西側に根差すもの。 また、御神木の傍らには若木が生えていて、ひょっとしたら次世代のヒコバエかもしれない？
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