• TOP
  • 巨木
  • 登山
  • 渡良瀬
  • 旅日記
  • 更新履歴
  • PR
  • 巨木TOP / 埼玉 / 三峯神社のサワラ

    三峯神社のサワラ

    巨木の写真

    三峯神社のサワラ-A木 (2024.10.16) 【01】三峯神社の社叢に密やかに息づく県内最大のサワラ 三峯神社のサワラA-01
    【02】 三峯神社のサワラA-02
    【03】 三峯神社のサワラA-03
    【04】 三峯神社のサワラA-04
    【05】 三峯神社のサワラA-05
    【06】 三峯神社のサワラA-06
    【07】 三峯神社のサワラA-07
    【08】 三峯神社のサワラA-08
    【09】 三峯神社のサワラA-09
    三峯神社のサワラ-B木 (2024.10.16) 【01】県内最大のA木から少し北に離れて並び立つB木 三峯神社のサワラB-01
    【02】 三峯神社のサワラB-02
    【03】 三峯神社のサワラB-03
    【04】 三峯神社のサワラB-04
    【05】 三峯神社のサワラB-05
    【06】 三峯神社のサワラB-06
    【07】 三峯神社のサワラB-07
    【08】 三峯神社のサワラB-08
    【09】 三峯神社のサワラB-09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 三峯神社のサワラ (仮)
    樹種 サワラ (椹)
    幹周 A木:6.30m [1], 7.80m (実測)
    B木:5.62m (実測)
    樹高 不明 (30m以上)
    推定樹齢 不明
    保護指定 不明
    所在地 埼玉県秩父市三峰
    所在施設 三峯神社
    撮影日・状態 2024.10.16 : 両木とも目立つ損傷なく樹勢良好、上部の樹冠の様子は背が高く木々に囲まれ不明
    アクセス
    関越道・花園ICから約67km (皆野寄居有料道路を経由の場合は約60km)
    電車 秩父鉄道・三峰口駅から約24km、西武秩父駅から約36km
    バス 三峯神社、西武バスの三峯神社線、西武秩父駅から三峰口から利用
    参考情報 ■書籍
     [1] 埼玉巨樹紀行     :著者「大久根茂」発行「幹書房」ISBN「4-902615-03-7」
    ■外部ウェブサイト
     [2] 三峯神社ホームページ :由緒と境内の社殿など参考
     [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木は未登録 (2024年時点)
    ■少遠景の記録
     [4] 三峯神社の御神木   :秩父市の三峰地区、狼を眷属とする県内を代表する山岳の大霊場
     [5] 八幡大神社の夫婦欅  :秩父市の荒川地区、相生の2本
     [6] 不動滝のトチノキ   :秩父市の大滝地区、名瀑の前に根差す県内最大級のトチノキ

    巨木と雑記

     古来より山岳の大霊場とされてきた三峯神社 [2] 。神域として守られてき社叢には、多くの巨木が息づいている。 御神木や参道沿い根差すスギやヒノキ、簡単に目につくだけでも数えきれません。 そしてこの神域には、埼県内最大とみえるサワラ [1] も、密やかに根差しているのです。

     三峯神社の社殿から南西、県道に面した急斜面に根差す2本のサワラ。 御神木に迫る、太く真っ直ぐで背の高い主幹。 じつに見事な立姿をしています。 初見では2本ともに幹周は6mくらいの印象があり、B木は実測してもその通り。 しかしA木は違った。 険しい急傾斜地の県道側に、隆起した巨大な根本が露出。 スマートな背後とはまったく異なる、より太く猛々しい立姿に感動。 実測した幹周はやや不正確ながら、御神木と同等のものになりました。 なお接近する人はご注意を (後述)。

    cm-三峯神社のサワラ-01 【01】離れた位置から。中央の左側がA木、右側がB木。
    cm-三峯神社のサワラ-02 【02】サワラAB両木の幹周は、地面の高い斜面上側 (東) を起点に計測。 これはA木を測ったとき。計測は急傾斜地のため難しく、地上高は1mより上げられなかった。 実際の幹周は7mくらいかも。
    cm-三峯神社のサワラ-03 【03】サワラB木の幹周を実測したとき。A木よりも正確に計測できたと思う。
    cm-三峯神社のサワラ-04 【04】サワラAB両木の根本に落ちていた葉の一部。 樹種はサワラであるとみえる。他の木の葉かもしれないけど…。



     おわりに三峯神社のサワラに接近したい人への注意。 木々が茂る道無き不安定な傾斜地を下るので、足元や落枝への注意が必要です。 接近するのは斜面上の東側の根本付近まで。 県道に面した西側、急傾斜の斜面下へは、滑落の危険があるので立入るべきでない。 また、真下の県道に石や枝など落とす危険もあり、交通事故の起因になりうる。 参道から外れた神社としては公表していない場所と巨木。 以上のことから、接近はお勧めしません。