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    地蔵ケヤキ

    巨木の写真

    撮影日 2016.03.05 【01】地蔵ケヤキ:県内でも有名な大ケヤキ.空洞に子育て地蔵.西側 地蔵ケヤキ01
    【02】西側② 地蔵ケヤキ02
    【03】北側① 地蔵ケヤキ03
    【04】東側① 地蔵ケヤキ04
    【05】東側② 地蔵ケヤキ05
    【06】東側③ 地蔵ケヤキ06
    【07】東側④ 地蔵ケヤキ07
    【08】東側⑤ 地蔵ケヤキ08
    【09】東側⑥ 地蔵ケヤキ09
    【10】北側② 地蔵ケヤキ10
    【11】西側③ 地蔵ケヤキ11
    【12】西側④ 地蔵ケヤキ12
    【13】南側 地蔵ケヤキ13
    高源寺・境内の様子(撮影日 2016.03.05) 【01】境内の様子:高源寺への入口.右奥が駐車場 地蔵ケヤキ01
    【02】山門前 地蔵ケヤキ02
    【03】本堂前① 地蔵ケヤキ03
    【04】本堂前② 地蔵ケヤキ04
    【05】大シイ① 地蔵ケヤキ05
    【06】大シイ② 地蔵ケヤキ06
    【07】大シイ③ 地蔵ケヤキ07
    【08】大シイ④ 地蔵ケヤキ08
    【09】カヤ① 地蔵ケヤキ09
    【10】カヤ② 地蔵ケヤキ10
    【11】地蔵堂 地蔵ケヤキ11
    【12】ツバキ 地蔵ケヤキ12
    【13】クスノキ 地蔵ケヤキ13
    撮影日 2009.09.05 【01】地蔵ケヤキ:県内でも最大級の太さがある大ケヤキ.西側 地蔵ケヤキ01
    【02】西側② 地蔵ケヤキ02
    【03】東側① 地蔵ケヤキ03
    【04】北側② 地蔵ケヤキ04
    【05】西側③ 地蔵ケヤキ05

    巨木の詳細

    巨木の名前 地蔵ケヤキ 幹周/樹高 9.8m / 18m
    樹種 ケヤキ(欅) 保護指定 茨城県指定天然記念物
    推定樹齢 1600年 所在地 茨城県取手市下高井
    撮影日/天候 2016.03.05 / 晴 :葉は3月のため出ていない.7年前と特に変化は無いように見える
    2009.09.05 / 晴 :上部を失い大空洞のある幹だが枝葉は繁っている
    アクセス
    常総自動車道・谷和原IC:8.3km
    電車 ゆめみ野駅(関鉄常総線):1.4km
    備考 地蔵ケヤキは広い保護柵で囲まれている。柵を越えて貴重な巨木の根を傷つけてはならない。
    近辺の観光 取手市観光ガイド /  キリンビール取手工場
    近辺の巨木 東漸寺のイチョウ&クスノキ

    巨木の地図

    巨木と雑記

    茨城県の南部、千葉県と接する取手市は、北と南に小貝川と利根川に挟まれた地域。 流域に田畑の続く小貝川の河岸段丘に、地蔵ケヤキの立つ高源寺があります。 高源寺は、創建が承平元年(931)頃と伝えられる古刹。 鎌倉時代から現在に至るまで、臨済宗のお寺となっています(普蔵山・高源寺、臨済宗妙心寺派)。

    地蔵ケヤキは本堂の手前に立っていて、山門から続く参道は、大ケヤキの横(東側)を通ります。 幹周約10mという、県内でも最大級の太さを誇る大ケヤキですが、 幹の内部は殆どが空洞となっています。これは、かつて起こった火災の延焼によるもの。 西側の樹皮は根元から欠損し、露となった大きな空洞の中は、黒ずんでおり、ここに火災の跡が見られます。 そして、空洞の中には、大ケヤキの呼称の元となった、石仏の地蔵が安置。 いつの頃からか、人々から、安産・子育ての御利益を信仰される御神木となったのです。 焼け跡から再生した生命力とその雄姿、そして傷痕である大きな空洞(胎内)に、 人々は神性を見出したのでしょう。 地蔵ケヤキは、東側の樹皮や根元は逞しく、そこから精一杯に枝葉を伸ばしていて、 その姿には、末永く生き続けそうな活力を感じました。