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東漸寺のイチョウ&クスノキ
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 |
東漸寺のイチョウ(目隠しイチョウ) 東漸寺クスノキ |
幹周/樹高 |
イチョウ:6.2m / 19m クスノキ:7.0m / 26m |
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樹種 |
イチョウ(公孫樹、銀杏) クスノキ(楠) |
保護指定 |
イチョウ:取手市保存樹木・第9号 クスノキ:取手市保存樹木・第?号 |
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推定樹齢 |
イチョウ:600年 クスノキ:320年 |
所在地 | 茨城県取手市本郷3丁目 | |
撮影日/天候 (状態) |
2016.03.05 / 晴 / イチョウは3月のため葉が出ていない |
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アクセス | ||||
車 | ■常磐自動車道・谷和原IC:約11.5km、国道294経由 | |||
電車 | ■西取手(常総線):約700m.徒歩でも十分な距離 | |||
備考 | 駐車場は本堂の背後(西側)にある。車で境内の正面からは侵入不可。 | |||
近辺の観光 | 取手市観光ガイド / キリンビール取手工場 | |||
近辺の巨木 | 地蔵ケヤキ |
巨木の地図
巨木と雑記
茨城県の南部、利根川を境にして千葉県と接する取手市。
その市街中心部から北、田畑が広がる耕作地との境界となる住宅地の中に、東漸寺はあります。
創建は天正2年(1574)と伝えられるお寺で、仁王門と観音堂は県の文化財に指定されています。
仁王門は元禄3年(1690)の建立、観音堂は寛文7年(1667年)の建立。
観音堂の正面と脇には、イチョウとクスノキの巨木が立っています。
【 イチョウ 】
大イチョウは、仁王門と観音堂の間に立っています。
通称「目隠しイチョウ」。
伝承では、観音堂の前を、乗馬したまま通った者は、落馬してしまう(不敬だから強制的な下馬という事か)。
このため、観音様に見えないように、観音堂の前にイチョウを植えたと云うのです。
かつて火災に遭ったという跡か、観音堂の立つ側(北)の幹は、樹皮が剥がれていますが、
多くの枝を繁らせており、樹勢は悪くない様子。立派な立ち姿のイチョウです。
【 クスノキ 】
観音堂の向って左側に立っている巨木が、茨城県内で最大とされるクスノキです。
根元に空洞がありますが、枝葉を繁らせて大きな樹冠を作っているので、樹勢は良い様子。
根元は太いですが、シュッとしたスマートな印象も感じる端正な立ち姿の大クス。
根元の空洞には、観音菩薩と見える石仏が安置されていました。
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