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    雲昌寺の大ケヤキ

    巨木の写真

    雲昌寺の大ケヤキ01
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    巨木の詳細

    巨木の名前 雲昌寺の大ケヤキ 幹周/樹高 8.4m / 18m
    樹種 ケヤキ(欅) 保護指定 群馬県指定天然記念物
    推定樹齢 700年 撮影日/天候 2009.05.01 / 晴
    所在地 群馬県利根郡昭和村川額(雲昌寺)
    アクセス
    関越自動車道・昭和IC:距離3~4km
    国道17号(岩本町) :距離1.5km
    電車 岩本駅(上越線):距離1.5km
    備考 付近に駐車場は無く路肩駐車した。通行や近隣住民の妨げにならないよう注意したい。
    近辺の観光 「群馬の純情畑・昭和村」HP (「純情畑」っていいな)
    近辺の巨木 (探索中)

    巨木の地図

    巨木と雑記

     雲昌寺の大ケヤキ(以降大ケヤキ)は、赤城山塊の西山麓、利根川の流れる昭和村川額の集落にあります。 山と川に囲まれた畑の多い穏やかな心落ち着く風景の場所です。 県道(255)を進み雲昌寺へ近づいて来ると、道路沿いに立つ大ケヤキの姿がすぐ目に入って来ます。 ケヤキの巨木としては背は低いな、と思いながら正面まで近づいて驚きました。 南側(道路側)の樹皮と幹の上部が大きく欠損している痛ましい姿です。 この欠損は弘化4年(1847)に集落で起きた大火事が原因です。 その大火事では60軒以上の家屋が焼け、雲昌寺へも火の手が及んだ際に、大ケヤキが楯となり、 寺の焼失を防いだと云われています。大ケヤキの周りを見てみると、道路のある東と南側の損傷が激しく、 寺の境内の西と北側は樹皮や枝が多く残っています。境内の西側からは、根周り10m以上はありそうな見事は根張りが見れ、 北側からは焼け後に腐食して空いてという大きな空洞が見れます。 太い根周りから、火災で損傷する前はさぞかし立派な立ち姿だったことでしょう。
     この大ケヤキには不思議な魅力を感じました。南側の痛々しい火災の傷痕と、北側に残された往時と茂らせた復活の枝葉。 古木の全てを受け入れながら全霊で生きている姿に温かい荘厳さを感じました。 巨木巡りを始めた頃は、木や花が好きだった母を同行することがありました。 群馬県の巨木では、母は特にこの大ケヤキを気に入っていました (一番好のお気に入りは 「薄根の大クワ」)。 母は難病を抱える自分と大ケヤキに重ねるものを感じ、そして勇気づけられたのだそうです。 雲昌寺の大ケヤキ、もう一度、訪れたい巨木です。