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    上発知のシダレザクラ

    巨木の写真

    撮影日 2015.04.18 【01】里山の塚に立つシダレザクラ、西側 上発知のシダレザクラ01
    【02】 上発知のシダレザクラ02
    【03】 上発知のシダレザクラ03
    【04】 上発知のシダレザクラ04
    【05】 上発知のシダレザクラ05
    【06】 上発知のシダレザクラ06
    【07】 上発知のシダレザクラ07
    【08】 上発知のシダレザクラ08
    【09】 上発知のシダレザクラ09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 上発知のシダレザクラ [1]
    樹種 エドヒガン (江戸彼岸)
    幹周 3.90m [2]
    樹高 14.4m [2]
    推定樹齢 不明
    特徴 根本付近から双幹
    保護指定 不明
    所在地 群馬県沼田市上発知町
    所在施設 私有地
    撮影日・状態 2015.04.18:開花状況は2分咲きくらい、樹勢良好
    アクセス
    東北自動車道・沼田ICから約10km
    電車 JR上越線・沼田駅から約13km
    参考情報 ■外部ウェブサイト
     [1] 沼田市ホームページ  :当巨木の情報あり
     [2] 群馬県緑化推進委員会 :サイト内で県内の巨木も紹介している
    ■少遠景の記録
     [3] 発知のヒガンザクラ  :最寄りの桜、県内最大級のエドヒガン
     [4] 迦葉山弥勒寺の大スギ群:上発知町地区の山奥、スギ巨木群に包まれた霊場
     [5] 沼田城址の御殿桜   :市内中心部、沼田城址に残る大桜

    巨木と雑記

     玉原湖(ダム湖)や雄々しき武尊山の尾根から至る発知川沿いの畑の中に、上発知のシダレザクラは立っています。 発知のヒガンザクラ [3] から3kmほど道路上を進んだ場所です。 周りは、山と畑と農家に囲まれた里山の穏やかな風景です。 サクラの根元には地蔵をはじめとした石仏や墓碑のある墓地となっています。 幹は根元付近から東西に2つに分かれて大きく枝を広げています。 巨木より大木といった感じで、それほど大きさを感じさせないサクラですが、 端正で品のある立ち姿をしています。 そして、根元に静かに佇む穏やかな表情のお地蔵様と、 周囲の人工の建物の見えない里山の景色が、塚の上に立つサクラの姿を引き立てます。

     上発知のシダレザクラの開花時期は、 発知のヒガンザクラより遅く、残念ながら同日に満開の姿を拝むことは叶いません。 私が訪れたときも、上発知のシダレザクラの開花状況は3分咲き程度でしたが、 周囲の里山の風景と調和した立ち姿に十分な感動を得ることができたのでした。 なお、写真は全て農道の上から撮影しています。 見学の際は畑の中や畦道の上、そしてサクラの根元(墓地)には立ち入らないようにしましょう。