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囀石のモミ
巨木の写真









巨木の基本情報
巨木の名前 | 囀石のモミ [1][2] |
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樹種 | モミ (樅) | |||
幹周 | 7.80m [1], 7.60m [2], 7.88m [3] | |||
樹高 | 37.0m [1][2], 31.0m [3] | |||
推定樹齢 | 800年 [1] | |||
特徴 | 中腹から2本の大枝に分岐 | |||
保護指定 | 中之条町指定天然記念物 | |||
所在地 | 群馬県吾妻郡中之条町大道 246 | |||
所在施設 | 民家 | |||
撮影日・状態 | 2025.04.29 : 大空洞を抱える割には樹勢は良い、近年まで3本目の大枝が在ったようにみえる | |||
アクセス | ||||
車 | 東北道・渋川ICから約32km、月夜野ICから約23km | |||
電車 | JR吾妻線・中之条駅から約12km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 囀石のモミ :解説板、内容は上記巨木の写真03を参照 ■外部ウェブサイト [2] 群馬県緑化推進委員会 :サイト内で県内の巨木についても紹介している [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 親都神社の大ケヤキ :中之条町、吾妻七明神の中心的な神社、県内最大級のケヤキ [5] 沢渡のカシ :中之条町、沢渡温泉郷に根差すシラカシ、三所権現の御神木 [6] 大岩の三又スギ :中之条町、渓谷奥地の秘境、大岩不動尊の御神木 [7] 妙全杉 :中之条町、鎌倉時代に創建の古刹、門前にそびえたつスギ |
巨木と雑記
親都神社 [4] の座す嵩山の麓を経て北上していく県道53号線。 やがて大道という地区を抜け、みなかみ町へ抜けていく。 この大道には囀石 (しゃべりいし) という小字があり、 県道に面した集落の入口には、地名の由来となった大岩があります。 伝承では、かつて言葉を発したという神秘の大岩。 話しかけて岩肌に耳をあてれば、何か聞こえてくるかもしれません。 囀石の横から小径を上っていった先に、歴史を感じさせる一軒の民家。 その庭先に、国内最大級のモミの巨樹がそびえ立っています。 離れていても伝わってくる迫力、モミとしては感嘆たる太さ。 空洞化していても背は高く、大きな樹冠を広げている。 また空洞そのものも、社のように厳かな雰囲気で引き込まれます。 樹勢衰退を予想して敬遠していましたが、 じつに素晴らしい大モミでした。


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