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花園しだれ桜
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 花園しだれ桜[1・2] |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | |||
幹周 | 不明 | |||
樹高 | 不明 | |||
推定樹齢 | 150年[2] | |||
特徴 | 池の畔の立地と笠状に整った樹冠 | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 福島県東白川郡棚倉町大字花園字沢目地内 | |||
所在施設 | 私有地の農地 | |||
撮影日・状態 | 2017.04.19 : 花は満開を過ぎて大分散っていた.笠状の優美な枝ぶり. | |||
アクセス | ||||
車 | ■白河IC(東北自動車道) 距離:約25.5km 経由:国道4-市道-国道289-県道25-県道177 | |||
電車 | ■磐城棚倉(JR水郡線) 距離:約1km(徒歩で約15分) 経由:駅前から右折・町道、右折・県道25、直進・県道177 | |||
参考情報 | ■現地資料 [1]現地立札 :道路沿いに立つ名称と写真の標識 ■ウェブサイト [2]棚倉町(公式) :棚倉町の公式サイト、観光情報に桜も含まれる [3]亀ヶ城公園(地図):公園となった棚倉城跡で、園内にはケヤキの巨木がある | |||
近辺の巨木 | 火打石のしだれ桜 :棚倉町の隣村、鮫川村にある桜の大木で約8.5km離れている |
巨木と雑記1.棚倉町
2017年4月の福島県の桜巡りは、浜通りを白河から二本松まで北上しました。 浜通りの南部の地域にも、多くの魅力的な1本桜があります。 白河市の 「乙姫桜」 の後で訪れたのが、隣町である棚倉町の「花園しだれ桜」。 立地の景観と立姿に優れた1本桜です。 棚倉町は江戸時代に棚倉藩のあった地域。 町の中心地である磐城棚倉駅の周辺は、かつての城下町で、棚倉城跡(亀ヶ城公園)も残っています。 棚倉城は寛永2年(1625)に丹羽長重が築城を開始。 以来、藩主は8家16代続いて6万石の城下町として、この地域の要所として栄えました。 棚倉藩は明治維新では旧幕勢力に加担し、 城は慶応4年(1868)に戊辰戦争で落城しました。[2] 棚倉城跡は、駅や花園しだれ桜からすぐ近いお勧めの観光スポット。 大きな堀や石垣など城郭の遺構や、樹齢約620年のケヤキの巨木、 約500本あるという桜(ソメイヨシノ)が魅力です。[2]
巨木と雑記2.花園しだれ桜
花園桜(略)は巨木というほど幹は太くありませんが、立地と立姿に優れた1本桜です。 立地は、水田に囲まれた溜池の畔という風光明媚な景観。 立姿は、扇のように広げた端整な樹冠が、実に優美な花笠となります。 その美しい姿は田園に映え、水田と溜池の水面で輝いています。 残念ながら訪れた時は、花は満開を過ぎて大分散っていました。 臨時の駐車場の一角に案内所のようなものが設けられ、 地元の方が1人、見学者を見守りながら待機していました(写真・周辺の様子04)。 花園桜について色々お話を伺ってみると、やはり周辺の桜より開花が早い様子。 そして「花園桜よりも大きな桜がある」と言われ、 指差した方向には墓地(写真・周辺の様子05~08)。 この情報に感謝して墓地へ向かいました。そこには、この後で訪れた鮫川村の 「火打石のしだれ桜」 に近い大きさの見事な桜が立っていました。有難いことでした。
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