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    窪さくら

    巨木の写真

    撮影日:2016.04.11 【01】西側の姿、急斜面に立つ大桜で根がアーチ状に露出している 窪さくら01
    【02】入口 窪さくら02
    【03】西側 窪さくら03
    【04】北側 窪さくら04
    【05】東側 窪さくら05
    【06】南側 窪さくら06
    【07】南側 窪さくら07
    【08】西側 窪さくら08
    【09】根の鉢 窪さくら09

    巨木の詳細

    巨木の名前 窪さくら [1]
    樹種 エドヒガン(江戸彼岸)
    幹周 5.6m [2]
    樹高 22m [2]
    推定樹齢 不明
    特徴 急傾斜の立地と根上がり
    保護指定 不明
    所在地 福島県二本松市西勝田字安斎窪
    所在施設 私有地(家屋背後の丘)
    撮影日・状態 2016.04.11 : 樹勢は良い様子、最近に強風で複数の枝が折れてしまった
    アクセス
    東北自動車道・二本松ICから約10km(駐車場なし)
    電車 東北本線・二本松駅からタクシーや以下路線バス利用
    バス 二本松駅から福島交通の小浜行に乗車、大池田入口から徒歩
    参考情報 ■現地資料
     [1] 案内板         :小径の前にある名前のみ記されたもの
    ■公式ウェブサイト
     [2] 巨樹巨木林データベース :1998年度の調査記録
    ■少遠景の記録
     [3] 巨木・箱石の追猪のサクラ:近隣の大桜、窪桜と同じく少し場所が分かり難い

    巨木と雑記

     二本松市の中心部(JR二本松駅の付近)から東へ直線で3kmほどの場所、旧岩代町の安斎窪の集落に窪さくらあります。 ここは低い丘陵の間に、宅地と農地が入り組んだ地域。窪さくらは丘陵の西側に開いた急斜面に立っています(丘陵の窪地っぽい場所)。 付近に案内板は見当たらず、間近に来ても道路上からはその姿はよく見えず、事前に詳しい場所を知らなければ、 到達が難しいかもしれません(2016年4月時点)。

     窪さくらは伝承によれば、所有者の安斎氏のご先祖が植えられてものだそうで、 二本松藩主が領地を巡視した際に、この桜を眺めた事があると云われています。 窪さくらの特徴は、高い背と根元。特に斜面側に水平に伸びた数本の太い根に目を奪われ注目します。 幹と根の先の下には、人が潜れるほどの空間があります。急斜面で踏ん張って成長するために、 このような姿となったのでしょう。静かな丘陵の中の箱庭で、逞しく見事な大桜と対面する素晴らしいひと時。