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    秋山の駒ザクラ

    巨木の写真

    撮影日:2019.04.17 【01】撮影時は早朝なので赤みの増した写真が多い 秋山の駒ザクラ-01
    【02】 秋山の駒ザクラ-02
    【03】 秋山の駒ザクラ-03
    【04】 秋山の駒ザクラ-04
    【05】 秋山の駒ザクラ-05
    【06】 秋山の駒ザクラ-06
    【07】 秋山の駒ザクラ-07
    【08】 秋山の駒ザクラ-08
    【09】 秋山の駒ザクラ-09
    撮影日:2016.04.11 【01】山里に佇む美しい一本桜 秋山の駒ザクラ-01
    【02】 秋山の駒ザクラ-02
    【03】 秋山の駒ザクラ-03
    【04】 秋山の駒ザクラ-04
    【05】 秋山の駒ザクラ-05
    【06】 秋山の駒ザクラ-06
    【07】 秋山の駒ザクラ-07
    【08】 秋山の駒ザクラ-08
    【09】 秋山の駒ザクラ-09
    【10】 秋山の駒ザクラ-10
    【11】 秋山の駒ザクラ-11
    【12】 秋山の駒ザクラ-12
    【13】 秋山の駒ザクラ-13

    巨木の基本情報

    巨木の名前 秋山の駒ザクラ [1]
    樹種 エドヒガン (江戸彼岸)
    幹周 5.10m [1], 4.80m [2]
    樹高 21.0m [1][2]
    推定樹齢 500年以上 [1]
    特徴 地上高4m付近まで単幹、笠状の樹冠
    保護指定 川俣町指定天然記念物
    所在地 福島県伊達郡川俣町秋山字小長石
    所在施設 私有地 (見学可)
    撮影日・状態 2019.04.17 : 開花状況は満開、前回と樹勢や姿に特に変化なし、早朝のため少し赤みが強い写真
    2016.04.11 : 開花状況は満開、根本に空洞があるも樹勢良し、背が高く樹冠は大きい
    アクセス
    東北道・二本松ICから約22㎞、福島松川スマートICから約15㎞
    電車 東北本線・松川駅から約11㎞、二本松駅から約21㎞
    参考情報 ■外部ウェブサイト
     [1] 川俣町ホームページ  :当巨木の情報あり
     [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり(1988年度の調査記録)
    ■少遠景の記録
     [3] 楯和気神社のコウヤマキ:川俣町、社叢は「ふくしま緑の百景」に指定されている
     [4] 福島県の猫神様めぐり :県内の猫の石碑や石像を紹介、川俣町からは猫稲荷神社を紹介

    巨木と雑記

     女神山の西麓に開かれた、見晴らしのよい山里の集落に佇む一本桜。 中通り北部の地域において、有数の美しい大桜でしょう。 背が高く端正な樹形のため、風格ある太い幹は遠くからスマートにさえ見えます。 周囲の景観も素晴らしい。 背景となるのは、女神山をはじめ山々の緑と青空、穏やかな集落の田畑。 優れた景観がいっそう大桜の姿を際立たせる。 山里の貴婦人のような美しい大桜です。

     大桜の根本は塚になっていて、歴史を感じさせる石塔や石仏が立ち並ぶ。 山里に春をつれてくる神秘の大桜。 まつわる伝説もあり、信仰対象の御神木ともされてきたのでしょう。 伝説は平安後期の武将である八幡太郎こと、源義家にまつわるもの。 奥州にて前九年の役、後三年の役の鎮定、陸奥守として任じられた義家。 いつかこの大桜の樹下で駒を止め、しばし憩うことがあったという。 その故事から駒ザクラと呼ばれています。