巨木TOP / 福島 / 塩貝の大カヤ
塩貝の大カヤ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 塩貝の大カヤ [1] |
|
||
---|---|---|---|---|
樹種 | カヤ(榧) | |||
幹周 | 8.3m [1], 7.7m [2] | |||
樹高 | 25m [1], 24m [2] | |||
推定樹齢 | 1000年 [1] | |||
特徴 | 多数の大きな下枝と双幹の樹形 | |||
保護指定 | 福島県指定天然記念物 | |||
所在地 | 福島県双葉郡楢葉町上繁岡塩貝25 | |||
所在施設 | 私有地、坂本家の土地 [1] | |||
撮影日・状態 | 2020.11.05 : 大きな損傷が見られず樹勢良好な様子、多数の太い下枝がつくる樹冠は広大 | |||
アクセス | ||||
車 | 常磐自動車道・ならはスマートICから約5km | |||
電車 | JR常磐線・竜田駅から約5km(富岡駅からは約8km) | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 塩貝の大カヤ :見学者駐車場にある解説板、内容は下記の写真07を参照のこと ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:1988年度の調査記録 [3] 日本の巨樹巨木 :巨樹専門家でもある高橋氏のサイト、塩貝の大カヤの幹周は実測で8.76m ■少遠景の巨木 [4] 万正寺の大カヤ :福島県伊達郡桑折町の巨木、幹周8.7m [5] 横室の大カヤ :群馬県前橋市の巨木、幹周8.1m |
巨木と雑記.国内最大のカヤの巨樹
今、福島県で特に訪れたいと考えていた巨木が、楢葉町にある塩貝の大カヤでした。 想像以上の巨体と素晴らしき佇まいに感服。 その立姿はどの方角から眺めても、じつに決まっているものでした。 特徴は多数の太い下枝で、荒々しさを感じさせつつも、全体的にバランスの整った樹形。 主幹は地上10メートル付近から双幹に分かれて拡がり、南北にシンメトリーを感じさせます。 極太の根元から立ち昇る主幹の、なんと力強く神々しいことか。 今まで出会ったカヤの巨樹で最大のものとして映りました。 塩貝の大カヤはどうやら国内最大のカヤらしい。 他の代表的なカヤの巨樹では、 同じ福島県内(桑折町)にある万正寺の大カヤ [4] は幹周8.7m。 群馬県(前橋市)にある横室の大カヤ [5] は幹周8.1m。 万正寺の大カヤは、根本付近から枝分かれし、主幹上部が先細りした樹形。 横室の大カヤも感嘆たる太さですが、主幹上部を失っています。 このため、塩貝の大カヤの方が大きく見えるのでしょう。 なお、巨樹専門家でもある高橋氏のサイト、日本の巨樹巨木 [3] には、 塩貝の大カヤの実測値が8.76mとあります。 国内最大のカヤはここにあり。
福島TOP | △TOP | 前へ戻る |