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    芝公園の古木

    巨木の写真

    撮影日:2008.12.01 【01】メタセコイアの林の奥に立つイチョウの古木 芝公園の古木01
    【02】 芝公園の古木02
    【03】 芝公園の古木03
    【04】 芝公園の古木04
    【05】 芝公園の古木05
    東京タワー(2011.12.05) 【01】足元から眺める東京タワーの姿の写真を5枚 芝公園の古木01
    【02】 芝公園の古木02
    【03】 芝公園の古木03
    【04】 芝公園の古木04
    【05】 芝公園の古木05

    巨木の詳細

    巨木の名前 芝公園の古木 樹種 イチョウ(公孫樹)
    幹周/樹高 不明(幹周は目測で約4mほど) 推定樹齢 不明
    保護指定 未指定(芝公園の保護樹木の1本) 所在地 東京都港区芝公園3丁目4
    撮影日/天候 2008.12.01 / 晴 : 主幹の欠損と空洞化.しかし2本の支幹を大きく伸ばし逞しく生きている.
    アクセス
    付近の有料駐車場を利用(電車でのアクセスがベスト).
    電車 御成門(三田線)       :出口A1
    芝公園駅(三田線)      :出口A4
    神谷町駅(日比谷線)     :出口1・3
    赤羽橋駅(大江戸線)     :赤羽根橋口
    大門駅(浅草線・大江戸線)  :出口A3・A6
    浜松町駅(山手線・京浜東北線):金杉橋口(約15分)
    備考 東京タワーの足元、芝公園23号地を散歩している最中に存在に気付いた巨木。 固有の名称もなく、特別に大きくもないので、知名度は低いだろう。 しかし、メタセコイヤの林の奥で、不思議な雰囲気を放ち、惹かれるもののあるイチョウの古木。
    近辺の観光 増上寺         :増上寺の公式ウェブサイト.
    芝東照宮        :芝東照宮の公式ウェブサイト.
    東京タワー       :港区のランドマーク、東京タワーの公式ウェブサイト.
    貿易センタービル・展望台:最上階40Fの展望台.東京タワー方面の夜景が美しい.
    旧芝離宮恩賜庭園    :浜松町駅前の美しい日本庭園.浜離宮恩寵庭園にも足を伸ばしたい.
    四季劇場(春・秋)   :劇団四季の専用劇場.ここで鑑賞したライオンキングは最高だった.
    近辺の巨木 芝凍傷宮のイチョウ /  増上寺のカヤ

    巨木の地図

    巨木と雑記

     港区の中央部に建つ東京タワー、その足元には意外と緑が多いことをご存知でしょうか。 それは正面(南)に接する、芝公園と増上寺の境内地に緑が多いため。 ここでご紹介する巨木は、芝公園の23号地に立つ、名も無きイチョウの古木。 特別に大きくはありませんが、独特の姿と雰囲気があり、何やら惹かれるものがありました。

     職場が港区にあった頃、お昼の散歩コースとして、芝公園の1号地と増上寺へ頻繁に訪れていました。 あるとき、東京タワーの元まで足を伸ばした帰り道、芝公園の23号地の中へ初めて立入りました。 県道沿いにはクスノキの大木が多く、内部はメタセコイアの林に覆われて、中々に良い雰囲気の場所。 そして林の奥には、1本だけで立つ独特な雰囲気のイチョウの古木が立っていました。
     その古木は少し東側へ傾き、主幹の欠損した辺りから、2本の支幹を高く伸ばし、バンザイしているような立姿。 内部は空洞化しており、主幹の欠損箇所の開口部からは、着生木(種類は不明)が枝を伸ばしています。 大きな試練を乗り越えようと、懸命に生きるその姿に、荘厳なものを感じました。 メタセコイアの林に囲まれている環境が、この古木の姿をより一層に神秘的なものにしていますが、 日照条件が悪いのが少し心配です。 イチョウやクスノキの大木が多い芝公園の中で、この古木が最も印象深いものとなりました。