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芝東照宮のイチョウ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 芝東照宮のイチョウ | 樹種 | イチョウ(公孫樹) | |
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幹周/樹高 | 6.5m / 21.5m | 推定樹齢 | 350年 | |
保護指定 | 東京都指定天然記念物 | 所在地 | 東京都港区芝公園4丁目8-8-10 | |
撮影日/天候 | 2011.12.13 / 晴 : 損傷が少なく樹勢が良い.双幹に見える位置から見上げるのがお勧め. | |||
アクセス | ||||
車 | 神社に一般用の駐車場なし.付近の有料駐車場を利用されたし. | |||
電車 |
芝公園駅(三田線) :出口A4(最寄) 御成門(三田線) :出口A1 赤羽橋駅大江戸線) :赤羽根橋口 大門駅(浅草線・大江戸線) :出口A3・A6 浜松町駅(山手線・京浜東北線):金杉橋口(約10分) |
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備考 | 芝東照宮のイチョウと増上寺のカヤは、アングルによっては東京タワーを背後にして写すことができる。 芝東照宮と隣接する芝公園1号地は大木が多い都内のオアシス。南東部(芝公園駅の付近)は、 イチョウやクスノキの大木が多く、芝丸山古墳の丘は、スダジイの大木が多い。 | |||
近辺の観光 |
芝東照宮 :芝東照宮の公式ウェブサイト. 増上寺 :増上寺の公式ウェブサイト. 東京タワー :港区のランドマーク、東京タワーの公式ウェブサイト. 貿易センタービル・展望台:最上階40Fの展望台.東京タワー方面の夜景が美しい. 旧芝離宮恩賜庭園 :浜松町駅前の美しい日本庭園.浜離宮恩寵庭園にも足を伸ばしたい. 四季劇場(春・秋) :劇団四季の専用劇場.ここで鑑賞したライオンキングは最高だった. |
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近辺の巨木 | 増上寺のカヤ / 芝公園の古木 |
巨木の地図
巨木と雑記
港区の中央部、東京タワーの正面には、広大な境内に大伽藍が並ぶ増上寺があります。
増上寺の境内は、芝公園に囲まれており、この一帯は港区で最大の緑地、まさに都心のオアシス。
増上寺の南に位置する芝公園1号地は、イチョウやクスノキの大木が多く、
森の中を歩いているような気分が味わえます。
そして、隣接する芝東照宮の境内には、見事な立姿のイチョウの巨木もあるのです。
港区の中央にある増上寺は、浄土宗の大本山の1つにして徳川家の菩提寺で、徳川家の霊廟もある寺院。
現在の芝公園の敷地の殆どは、かつては増上寺の境内地。
明治期の神仏分離令で境内地から切り離され、芝東照宮も増上寺の社殿のひとつでした。
芝東照宮の祭神は徳川家康で、御神体は家康公の寿像。
芝東照宮の始まりは、元和3年(1617)に家康公の遺言により、寿像を祀るために造られた社殿。
社殿は家康公の法名「安国院殿徳蓮社崇誉道大居士」から、安国殿と呼ばれていたそうです。
芝東照宮が現在地に移されたのは寛永18年(1641)。
移築の際に3代・家光公が植樹したイチョウが、現在の大イチョウであるといわれます。
昭和20年(1945)5月25日の東京大空襲では、寿像と大イチョウを残し、社殿は焼失。
昭和44年(1969)に現在の社殿が再建されました。
芝東照宮の御神木、大イチョウの姿は、芝公園(1号地)の中や、日比谷通り(県道409)からも見える立派な巨木。
中腹まで1本の直幹で、上部は双幹、全体的に端正な立姿をしています。
空襲では本殿が焼失したというのに、目立つような損傷もなく健全な姿。
樹冠は大きく樹勢は良い様子です。
双幹の樹形がはっきりと分かる、北側から見上げる姿が、最も美しいと感じました。
12月中旬の黄葉も見事です。
増上寺と徳川家に纏わる歴史があり、空襲に耐え首都の復興を見届けてきた巨木。
そして、東京タワーと重ねて眺めることができるという、東京らしい立地。
港区を代表する巨木の1本といえるでしょう。
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