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華厳寺のサワラ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 華厳寺のサワラ (仮) |
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樹種 | サワラ (椹) | |||
幹周 | 4.60m [1] | |||
樹高 | 30.0m [1] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 中腹から双幹 | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 栃木県栃木市梅沢町 | |||
所在施設 | 華厳寺 (梅沢不動) | |||
撮影日・状態 | 2022.01.13 : 樹勢良好、先端の梢までしっかりした樹冠、下枝も多い | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・栃木ICから約7㎞ | |||
電車 | 栃木駅 (JR両毛線・東武日光線) から約11㎞ | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 巨樹巨木林データベース :当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) [2] 北関東三十六不動尊霊場 :華厳寺の情報あり ■少遠景の記録 [3] 大応寺のヒバ :栃木市星野町、県内最大級のヒバ、星野遺跡が近くにある [4] 旅日記・蝋梅の里と星野遺跡:鹿沼市上永野、近くでお勧めの観光スポットである蝋梅の花園について |
巨木と雑記
栃木市の市街地から西、鹿沼市の永野地区へと続いていく県道32号線。 永野地区にある蝋梅の花園 [4] はお勧めの観光地。 私もよく訪れています。 この県道沿いの旧梅沢町にある古刹が、鎌倉時代の創建とされる華厳寺 [2]。 北関東三十六不動尊霊場の第16番札所でもあります。 本堂である不動堂の向かって左手前にそびえているが、県内有数の大サワラ。 中腹から双幹となり立ち昇っていく樹形で、樹勢はよく下枝が多い。 歴史ある古刹に相応しい、風格ある佇まいの大サワラです。 以下、華厳寺の由緒について [2]。 現在の宗派は真言宗智山派。 開基は建仁2年 (1202)、唐沢城主の佐野実綱による建立とされる。 室町時代の大永3年 (1523) 、当地梅沢の不摩城主であった木村伊豆守により再建。 天正年間 (1573-1592) に法印周応和上が中興の第一世となる。 このとき、10もの末寺を従える大寺院であったという。 第二世の弘典法師は、徳川二代将軍である秀忠から帰依を得て、寺領の寄進を受けた。 この時の書状箱が現存しているという。 文政11年 (1828) の火災により堂塔が焼失し、復興を果たす前に明治維新を迎えた。 明治37年 (1904) 年、第三十五世の金剛照浄和上により再興。 末寺として残っていた常徳と持宝を合併する。 昭和9年 (1934) に本堂と庫裏を再建。
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