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揚源寺のメタセコイア
巨木の写真









巨木の基本情報
巨木の名前 | 揚源寺のメタセコイア (仮) |
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樹種 | メタセコイア | |||
幹周 | 4.18m (実測) | |||
樹高 | 不明 (30m前後) | |||
推定樹齢 | 50年以上 | |||
特徴 | 2本株立ち | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 栃木県那須郡那須町芦野 | |||
所在施設 | 揚源寺 (東蘆山地蔵院) | |||
撮影日・状態 | 2024.10.02 : 目立つ損傷なく樹勢良好、幹周は双方ぐるっとまとめて | |||
アクセス | ||||
車 | 東北道・那須ICから約16km | |||
電車 | JR東北本線・黒田原駅から約7km | |||
バス | 黒田原駅から関東自動車・伊王野線を利用、芦野仲町から500m以内 | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 那須町の文化遺産 :那須町文化協会が運営するサイト [2] 天台宗栃木教区宗務所 :揚源寺の情報あり [3] 巨樹巨木林データベース :御神木のアスナロは登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 上ノ宮のイチョウと遊行柳 :那須町芦野、町内最大の巨木、手前に名勝の遊行柳がある [5] 芦野城址のコウヤマキとモミ:那須町芦野、丘陵を拓いた芦野城の本丸跡に根差している |
巨木と雑記.揚源寺とメタセコイア
芦野城址のすぐ北側に位置する揚源寺 [1] [2] 。永禄7年 (1564)、光丸山法輪寺 (地図リンク) の末寺として開山された天台宗の古刹。 元は芦野基幹集落センターの背後、愛宕山と呼ばれる小丘に建っていたそうです。 寛永年間 (1624-1644)、祀られていた愛宕地蔵とともに現在地へ移る。 芦野氏の祈願寺とされてきました。 揚源寺の本堂正面には、端正な立姿のメタセコイアがそびえ立っています。 和尚様のお話によれば、ご自身が50年以上前に植えられたとのこと。 柔らかで美しい印象の樹冠には、清らかな気品が感じられました。 樹勢良好かつ傷のない完全な姿で、この霊場に慈しまれている。 次の世紀までには、日本一の大きさに成長しているかもしれません。


巨木と雑記.倒壊した御神木のアスナロ
揚源寺の境内北側には、山の清水が流れる沢。 そこには、根本に不動明王が祀られる御神木にして、県内最大のアスナロが根差していました。 那須町の文化遺産 [1] によると、幹周4.5m、樹高21.6m、樹齢600年もの巨木。 それが、まこと残念ながら2024年9月中に根本から倒壊。 訪れた10月2日、アスナロは倒れたときのまま、巨体を横たえていた。 倒れてもまだ青々とした大枝の葉。 血の通うように赤みを帯びた太い主幹。 山内に最期の命の歌が鳴り響ているようでした。 和尚様お手植えのメタセコイア、その若さがいっそう眩しい。 (写真なし)
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