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芦野城址のコウヤマキとモミ
巨木の写真


















巨木の基本情報
巨木名 | コウヤマキ:那須町のこうやまき [3][4] |
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幹周 | コウヤマキ:5.40m [3], 5.60m [5], 5.85m (実) モミ :4.02m [5], 4.77m (実) | |||
樹高 | コウヤマキ:24.0m [3], 23.0m [5] モミ :24.0m [5] | |||
樹齢 | コウヤマキ:500年 [3] モミ :300年以上 [5] | |||
保護 | コウヤマキ:栃木県指定天然記念物 | |||
所在 | 栃木県那須郡那須町芦野 (芦野氏陣屋跡) | |||
状態 | 2024.10.02 : 両木とも目立つ損傷なく樹勢良好、コウヤマキのある小規模な曲輪の両側に堀切 | |||
交通 | ||||
車 | 東北道・那須ICから約16km | |||
電車 | JR東北本線・黒田原駅から約7km | |||
バス | 黒田原駅から関東自動車・伊王野線を利用、芦野仲町から500m以内 | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 芦野遊歩道 :内容は下記、芦野城址の雑記の写真01を参照 [2] 芦野氏陣屋跡 :内容は下記、芦野城址の雑記の写真02-03を参照 [3] 那須町のこうやまき :内容は下記、コウヤマキの雑記の写真02-03を参照 ■外部ウェブサイト [4] 那須町の文化遺産 :那須町文化協会が運営するサイト [5] 巨樹巨木林データベース :当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [6] 上ノ宮のイチョウと遊行柳:那須町芦野、町内最大の巨木、手前に名勝の遊行柳がある [7] 揚源寺のメタセコイア :那須町芦野、芦野城を築いた芦野氏の菩提寺、現住職のお手植え |
巨木と雑記.芦野城址 (芦野氏陣屋跡)
那須町の東部に位置する地区の芦野。 その中央部、奈良川左岸の丘陵上に築かれた芦野城 [2] [4] 。鎌倉時代より当地を領してきた芦野氏の居城です。 天文年間 (1532-1555) 、芦野資興によって新たに築城。 江戸時代になると芦野氏は旗本として存続。 二之丸に陣屋が置かれ、城下は奥州街道の宿場として栄えました。 現在、芦野城址の曲輪は、二之丸と本丸を中心に保存され、散策することができます。 本丸は好展望地。 西側には、奈良川沿いの田畑と集落を前景とした、那須連山の眺めが素晴らしい。 また北側には、松尾芭蕉も訪れた歌枕の舞台、名勝の遊行柳 [6] も遠望できます。



以下、芦野城址の景観を紹介。 東屋とモミの巨木のある、本丸から先の曲輪にも進んでみてください。 北側に展望が開け、遊行柳 [6] がよく見えるところがあります。









巨木と雑記.コウヤマキとモミ
芦野城の歴史を感じさせる老樹が、県内最大とみえるコウヤマキ。 本丸から東側、両側に堀切のある小さな曲輪にそびえ立つ。 この樹種としては、かなり太い貫禄ある幹。 そして樹勢よく、燃え上がるように立ち昇る枝ぶりも、じつに見事。 古城を照らす篝火のごとく、この名跡の威厳を高めています。 城内のもうひとつの巨木が、本丸跡のモミ。 こちらも中々の太さがあり、麓からも突き出た樹冠が目立ちます。 なのでコウヤマキを差し置いて、芦野城のランドマークにとなっているモミ。 樹下からの展望も素晴らしい、気持ちの良い姿のモミです。



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