太子の笠松
巨木の写真
撮影日:2022.12.08
【01】栃木県内では珍しいクロマツの老樹、円形に整った美しい枝張り
巨木の基本情報
巨木の名前 |
太子の笠松 [1] |
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樹種 |
クロマツ (黒松) |
幹周 |
1.40m [1] |
樹高 |
不明 (5m以下) |
推定樹齢 |
250年 [1] |
特徴 |
低い樹高、円形に整えられた枝張り |
保護指定 |
栃木県指定天然記念物 |
所在地 |
栃木県真岡市亀山1丁目 |
所在施設 |
太子堂公園 |
撮影日・状態 |
2022.12.08 : 樹勢良好、代々剪定してきた担当の植木屋さんが居そう
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アクセス |
車 |
北関東道・真岡ICから約3km
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電車 |
真岡鐡道・真岡駅から約3km
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参考情報 |
■現地解説板
[1] 太子の笠松 :内容は下記雑記の写真を参照
■外部ウェブサイト
[2] 巨樹巨木林データベース:当巨木は未登録 (2022年12月時点)
■少遠景の記録
[x] 別雷神社のケヤキ :真岡市内、境内にはイチョウの巨木もある
[x] 遍照寺のカヤ :真岡市内、県内最大級のカヤ、境内は城跡でもある
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巨木と雑記
真岡駅のある市街中心部から、北西に位置する住宅地の亀山1丁目。
当地区の中央、太子堂公園に笠松はあります。
丹精して笠状に整えられた美しい姿。
栃木県内では珍しいクロマツの老樹であり、県指定の天然記念物。
国内各地にあるであろう笠状に整えられた老松。
この太子堂のものは、それらとは少し違います。
石垣で囲まれた土盛りの上に根差し、
そこから樹高は2~3mほどに抑えられた低いもの。
枝張りは広く、ほぼ完璧な円形に整えられています。
主幹の上部だけ丸い突起のように少し出ている。
この姿、つば部分が広がった丸い麦藁帽子や、古い銅鏡のような輪郭に見えます。
または空飛ぶ円盤、UFOのように見えるかも。
美しくも面白い姿の見事な老松です。
笠松の解説板。太子堂公園は鈴木家が所有する土地の一部を寄贈して出来たもの。
笠松も鈴木家の御先祖が植えて丹精してきたものだろう。