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別雷神社のケヤキとイチョウ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 別雷神社のケヤキ / イチョウ (仮) |
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幹周 | ケヤキ :4.80m [2], 5.25m (実測) イチョウ:4.60m [2], 5.20m (実測) | |||
樹高 | ケヤキ :26.0m [2] イチョウ:17.0m [2] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
保護指定 | ケヤキ:真岡市古木名木 (No'22) | |||
所在地 | 栃木県真岡市西郷 | |||
所在施設 | 別雷神社 | |||
撮影日・状態 | 2022.12.08 : ケヤキは樹勢良好、イチョウは主幹欠損し両側の枝が高く伸びている | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東道・真岡ICから約5km | |||
電車 | 真岡鐡道・真岡駅から約2km | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 別雷神社の由緒 :内容は下記雑記の写真を参照 ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) [3] 下野新聞公式サイト :真岡市内でクリハラリス発見の記事あり (政治行政の記事 2023年6月5日) ■少遠景の記録 [4] 太子の笠松 :真岡市内、菅笠のような端正な樹容 [5] 遍照寺のカヤ :真岡市内、県内最大級のカヤ、境内は城跡でもある |
巨木と雑記.御神木の二柱
真岡駅のある市街中心部から2kmほど北。 西郷地区の鎮守が別雷神社。 創建は室町時代、永正から大永年間 (1504-1528) と伝わる古社です。 御神木は二柱。 本殿背後にそびえ立つケヤキと、境内入口で参拝者を迎えるイチョウ。 ケヤキは健全で整った立姿。 一方、イチョウは主幹を大きく欠損しています。 それでも両側から枝を高く伸ばている。 バンザイしているかのような姿。 大量の落ち葉で境内を黄色く染めていた。 何十年か先に何本のもの大枝で、欠いた主幹を覆う日が来るかもしれません。
巨木と雑記.真岡市に迫る小さな侵入者
御神木のケヤキのところで気になるものを見つけました。 近くにあるスギの幹に、ピンポン玉と落花生の実を繋げたものが巻かれている。 その近くには、これに向けた定点カメラが置かれている。 これは真岡市域で目撃された、特定外来生物の分布を調べる措置なのでした。 その生物とは? (後述)。
真岡市に迫る小さな侵入者とはクリハラリス。 タイワンリスとも呼ばれる種で、関東では特に神奈川県で多いそうです。 私が何年か前に鎌倉を訪れた際、鶴岡八幡宮、建長寺、鎌倉大仏などで奴を見かけました。 観光客に餌をねだる人慣れした奴も居た。 下野新聞の記事 [3] によると、 今まで栃木県内ではクリハラリスの分布は確認されなかった。 しかし2022年1月に目撃され、やがて本格的な実態調査が始まったそうです。 別雷神社にあるような定点カメラが市内各所にあるのでしょう。 定着して増えると農産物の被害などに発展する恐れがある。 今後の調査結果と対策が気になるところです。
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