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三芳野神社のクスノキ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 三芳野神社のクスノキ (仮) |
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樹種 | クスノキ (楠) | |||
幹周 | 不明 (約4.0m~5.0m) | |||
樹高 | 不明 (15.0m以上) | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 地上3m付近から双幹となり広がる | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 埼玉県川越市郭町2丁目 | |||
所在施設 | 三芳野神社 | |||
撮影日・状態 | 2021.12.20 : 樹勢良好、巨木としてはまだ若そう | |||
アクセス | ||||
車 | 関越道・川越ICから約6㎞ | |||
電車 | 川越駅の東口から約3㎞ | |||
バス | 最寄りバス停は博物館前、川越駅から複数の路線あり (詳細は川越市ホームページ) | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 三芳野神社の社殿 :内容は下記雑記の写真02を参照 [2] 川越城の七不思議 :内容は下記雑記の写真04を参照 ■外部ウェブサイト [3] 川越市ホームページ :市内を運行する路線バスについて参照 [4] 川越観光・カワゴエール:三芳野神社と川越城の情報を参照 [5] 巨樹巨木林データベース:当巨木は未登録 (2021年12月時点) ■少遠景の記録 [6] 川越氷川神社のケヤキ :川越市内、川越の総鎮守とされてきた古社 [7] 出世稲荷神社のイチョウ:川越市内、喜多院の近くの市街中心部、2本の大イチョウ |
巨木と雑記.川越城の鎮守であった神社
室町時代の長禄元年 (1457)、太田道灌により築かれた川越城 [3] 。江戸時代にも当地の中枢、川越藩の藩庁として機能しました。 本丸跡には嘉永元年 (1848) に建立の御殿が保存され見学可能。 その本丸御殿の隣に三芳野神社 [1] があります。 創建は大同年間 (806-810) と伝わる古社。 三芳野十八郷の鎮守とされ、川越城が築城されて以後は、 城の守護神としても崇敬されました。 現在の社殿は寛永元年 (1624) に造営され、後の明暦2年 (1656) に改修されたもの。 平成に入って大がかりな解体修理を施したそうです。県指定有形文化財。
巨木と雑記.童謡「通りゃんせ」発祥地
通りゃんせ~通りゃんせ~。少し怖いイメージがありませんか。 有名なあの童謡。 ここ三芳野神社は発祥地 [3] [4] とされるそうです (諸説あり)。 その理由について。 古くは三芳野十八郷の惣社として信仰されてきた天神様。 後に鎮座地は川越城内の天神曲輪に組み込まれる。 本丸に隣接した城内の中枢。 地元民の立入がこわい (難しい) ところとなりました。 このため特別に参拝が許される場合、 侍たちから検問や監視を受け、防衛のため複雑に入り組んだ城内を進んだか。 不審者として疑われたら、捕縛されるかもしれないドキドキの城内見学。 この心情が歌詞に現れていると考えられるようです。 なるほど、歌詞のうち「ここはどこの細通じゃ」「御用のないもの通しゃせぬ」「行きはよいよい帰りはこわい」 などに現れているようにも思えますね。
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