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    桂全寺のムクノキ

    巨木の写真

    撮影日:2024.09.18 【01】室町時代に創建の古刹、本堂裏のムクノキは町内で最大の巨木 桂全寺のムクノキ-01
    【02】 桂全寺のムクノキ-02
    【03】 桂全寺のムクノキ-03
    【04】 桂全寺のムクノキ-04
    【05】 桂全寺のムクノキ-05

    巨木の基本情報

    巨木の名前 大むくの木 [1], 桂全寺のムクノキ (仮)
    樹種 ムクノキ (椋)
    幹周 4.80m [1], 4.40m [3]
    樹高 26.0m [1], 25.0m [3]
    推定樹齢 300年以上 [3]
    特徴 真っ直ぐな単幹、枝下の位置が高い
    保護指定 伊奈町指定天然記念物
    所在地 埼玉県北足立郡伊奈町西小針1丁目
    所在施設 桂全寺
    撮影日・状態 2024.09.18 : 根本に空洞があるが樹勢は良い様子
    アクセス
    圏央道・白岡菖蒲ICから約7km、桶川加納ICから約5km
    電車 ニューシャトル・内宿駅 (埼玉新都市交通伊奈線) から約300m
    参考情報 ■現地資料
     [1] 町指定文化財     :標識、内容は下記の写真02を参照
    ■外部ウェブサイト
     [2] いなナビ       :伊奈町の地域情報サイト、桂全寺の由緒について参考
     [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録)
    ■少遠景の記録
     [4] 小室氷川神社のスギ  :伊奈町、旧小室村の総鎮守 (江戸時代は小室郷八ヵ村)
     [5] 小針神社のスギ    :伊奈町、旧小針村の総鎮守 (江戸時代は小針郷四ヵ村)

    巨木と雑記

     ニューシャトル内宿駅の近くにある古刹が桂全寺 [2] 。室町時代に足立郡一円を領した春日氏の菩提寺です。 創建は天文年間 (1532-55) から永禄年間 (1558-70) の頃、 当代の春日景定による開基。 極楽寺と称した寺院を当地に再興し、開山は円誉善寿和尚とされるそうです。 江戸時代末期になると、10代の春日顕恊は当地に帰農。 その息子の顕道は、将軍の徳川家茂に仕えて徴兵役など務め、 戊辰戦争では上野寛永寺、会津、函館と奮戦した忠義の徳川家臣でした。 境内の奥には春日家の墓所および、 町内最大とみられる巨木のムクノキがあり、 双方とも文化財に指定されています。

    cm-桂全寺-01 【01】桂全寺の本堂。
    cm-桂全寺-02 【02】ムクノキの町指定文化財の標識。