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  • 巨木TOP / 埼玉 / 八枝神社のケヤキ

    八枝神社のケヤキ

    巨木の写真

    撮影日:2025.06.28 【01】巨樹の鳥居、神秘の世界へ通じていそうな御神木 (BC) 八枝神社のケヤキ-01
    【02】 八枝神社のケヤキ-02
    【03】 八枝神社のケヤキ-03
    【04】 八枝神社のケヤキ-04
    【05】 八枝神社のケヤキ-05
    【06】 八枝神社のケヤキ-06
    【07】 八枝神社のケヤキ-07
    【08】 八枝神社のケヤキ-08
    【09】 八枝神社のケヤキ-09
    撮影日:2022.01.08 【01】県内各地に広く信仰される八枝神社、御神木は神門のようなケヤキ (BC) 八枝神社のケヤキ-01
    【02】 八枝神社のケヤキ-02
    【03】 八枝神社のケヤキ-03
    【04】 八枝神社のケヤキ-04
    【05】 八枝神社のケヤキ-05
    【06】 八枝神社のケヤキ-06
    【07】 八枝神社のケヤキ-07
    【08】 八枝神社のケヤキ-08
    【09】 八枝神社のケヤキ-09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 八枝神社のケヤキ (仮)
    樹種 ケヤキ (欅)
    幹周 B木:6.40m [5][6]
    C木:3.70m [5][6]
    樹高 B木:30.0m [5], 25.0m [6]
    C木:30.0m [5], 25.0m [6]
    推定樹齢 400~500年 [1][5], 300年以上 [6]
    保護指定 上尾市指定天然記念物
    所在地 埼玉県上尾市平方 (八枝神社)
    撮影日・状態 2025.06.28 : BC両木とも根本と主幹に目立つ変化なし、大きな樹冠を広げて樹勢良好
    2022.01.08 : BC両木とも目立つ損傷なく樹勢良し、B木の根本に石灯篭と植物、小さな庭園の風情
    アクセス
    首都高速5号池袋線・与野ICから約11km、圏央道・桶川北本ICから約9km
    電車 JR上尾駅から約6km、JR大宮駅から約11km、JR指扇駅 (川越線) から約4km
    バス 最寄りバス停は東武バスの路線「橘神社前」「平方」
    上尾駅、大宮駅、指扇駅、川越駅から利用可、詳細は東武バスHP [7] を参照
    参考情報 ■現地資料
     [1] 八枝神社のケヤキとエノキ:解説板、内容は下記雑記の写真02の前半を参照
     [2] 武州平方箕輪囃子    :解説板、内容は下記雑記の写真02の後半を参照
     [3] 祇園祭のどろいんぎょ行事:解説板、内容は下記雑記の写真03を参照
    ■外部ウェブサイト
     [4] 八枝神社ホームページ  :神社由緒について参考
     [5] 上尾市ホームページ   :当巨木と八枝神社の情報あり
     [6] 巨樹巨木林データベース :当巨木の登録あり (2000年度の調査記録)
     [7] 東武バスホームページ  :最寄りバス停 (橘神社前・平方) への路線バスを参照
    ■少遠景の記録
     [8] 徳星寺の大カヤ     :上尾市、天台宗の古刹、カヤは根本がスカート状に広がる
     [9] 東町のムクノキ     :上尾市、市街地の古い共同墓地、かつての鎌倉街道に面している

    巨木と雑記

     上尾市の南西端、荒川に接した地区の平方。 当地の鎮守が八枝神社 [4] [5] です。御祭神は素戔嗚尊であり、創立は元禄年間 (1688-1704) とされ、古くは牛頭天王社と称しました。 特徴的な風習には、江戸時代から伝わる狛犬大神 (はっさくだいじん) という獅子頭の貸出があります。 狛犬大神を預かるのは、年毎に交代する各当番地区の氏子の人達であり、 その地区の安寧が祈られてきた。 当番地区は上尾市内に多数ある他に、 さいたま市、川越市、熊谷市、東京都の北区や清瀬市などにも及び、 現在も広く信仰を集めている神社です。 また7月例祭には、どろいんきょ行事 [3] と呼ばれる奇祭もあります。
     (境内巨木については後述)

    cm-八枝神社-01 【01】八枝神社の社殿 (拝殿)。右奥に見える御神木 (ケヤキ-A木)は、 既に枯死しているが立派な根本が残されている。
    cm-八枝神社-02 【02】解説板、境内のケヤキ・エノキ群、武州平方箕輪囃子について。 実際の樹種はエノキでなくムクノキであるが、昔からエノキと呼ばれていた慣習に従ったそうだ。
    cm-八枝神社-03 【03】7月例祭の県指定無形民俗文化財、どろいんきょ行事。 神輿を水を浴びせ地面に転がし、神輿も担ぎ手の衆も泥だらけになる。 豊作と悪疫退散が祈られてきた。


     八枝神社の巨木群 [1] [5] 。現在はケヤキ2本とムクノキ3本からなります。 天然記念物にも指定されている、上尾市を代表する巨木スポットです。 御神木は、境内中央に堂々とそびえる二柱のケヤキ (BC)。 神門のように並び立つ姿はじつに厳かです。 二柱が相重なることで、根本の重量感も増して迫力もある。 この鎮守が特別な聖域であることを示す御神木。 何かありそう。 祈りを込めて、間を潜ったり、周りを練り歩いたり、そういう信仰もありそうです。

     ちなみに、八枝神社から東に位置する橘神社にもケヤキの御神木があります。 併せて拝観してみてください。駐車場が無いので八枝神社から歩いて向かうと良いかも。 少し長居する場合は、授与品を求めたり、御賽銭を気持ち多めにしましょう。

    名前 幹周 樹高 補足
    ケヤキ (A) 5.60m [1], 5.40m [5], 5.50m [6] 25.0m [6] 本殿北側の御神木、枯死、根本が残る
    ケヤキ (B) 6.90m [1], 6.40m [5][6] 25.0m [6] 境内中央の御神木、東西に隣する2本の西
    ケヤキ (C) 3.70m [5][6] 25.0m [6] 境内中央の御神木、東西に隣する2本の東
    ムクノキ (A) 3.90m [1], 3.50m [5][6] 20.0m [6] 本殿の北側、東西に並ぶ2本の東
    ムクノキ (B) 3.10m [5][6] 20.0m [6] 殿の北側、東西に並ぶ2本の西、主幹上部を欠損
    ムクノキ (C) 3.40m [5][6] 15.0m [6] 本殿のすぐ南側