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小山寺の大杉
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 小山寺の大杉 [1] |
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樹種 | スギ(杉) | |||
幹周 | 5.31m [3] | |||
樹高 | 25.5m [3] | |||
推定樹齢 | 700年 [1] | |||
特徴 | 真っ直ぐな単幹 | |||
保護指定 | 桜川市指定天然記念物 | |||
所在地 | 茨城県桜川市富谷字観音峰 | |||
所在施設 | 小山寺(富谷観音) | |||
撮影日・状態 | 2019.12.12 : 頭頂部を折損している様子だが全体的に樹勢は良い | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東自動車道・桜川筑西ICから約7㎞(富谷山駐車場への場合) | |||
電車 | JR水戸線・岩瀬駅から約4㎞(表参道入口への場合) | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 小山寺の文化財 :内容は下記の写真05を参照 [2] 小山寺三重塔 :内容は下記の写真07を参照 ■外部ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり(2000年度の調査記録) [4] 小山寺ホームページ :由緒、境内案内、御朱印など各種情報あり ■少遠景の記録 [5] 雨引観音の宿椎 :桜川市内、雨引山楽法寺のスダジイ巨木 [6] 薬王院のスダジイ樹叢 :桜川市内、筑波山西山麓の古刹、三重塔あり |
巨木と雑記.小山寺は歴史ある眺望の古刹
筑波山を主峰とする連山は南北に伸びた形で、北端は御嶽山。 この峰から桜川と国道50号を挟んで北にそびえるのが富谷山。 当山の中腹に開かれた古刹が、1000年以上の歴史を持つ小山寺(施無畏山宝珠院)です。 豊かな山林に包まれた広い境内には、仁王門、本堂、三重塔をはじめとした立派な堂塔が現存。 三重塔は特に古い建物で、国の重要文化財に指定されています。 そして境内西側には公園が隣接。 展望台からは、桜川を囲む平野部を前景に筑波連山がそびえる、 素晴らしい景色を望むことができます。 以下、境内と展望台の様子です。[1][2][4]
巨木と雑記.小山寺の由緒
通称・富谷観音こと小山寺の創建は天平7年(735)。 聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創し、 自刻の十一面観世音菩薩像が本尊とされています。 後に慈覚大師が東北行脚の際に七堂伽藍が整備。 本尊の脇侍である不動明王像と毘沙門天像は、大師自刻のものとされます。 当初は長福禅寺と呼ばれていました。 平安末期から鎌倉時代、 当地を支配していた小山朝政から庇護を受け、その際に小山寺と改名。 以後も歴代の領主から庇護受け、 江戸時代に現在の規模になったそうです。 [1][2][4] 境内最古の建物、国指定重要文化財(旧国宝)の三重塔。 これは寛正6年(1465)に多賀谷朝経による建立。 茨城県内に現存する3基の三重塔のうちのひとつ。 なお、桜川市内、筑波山の西山麓にある薬王院にも三重塔があります。 [2][6]
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