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安楽寺のカヤ
巨木の写真













巨木の基本情報
巨木の名前 | 安楽寺のカヤ (仮) |
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樹種 | カヤ (榧) | |||
幹周 | 5.00m [2][5] | |||
樹高 | 10.0m [5] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 単幹、箒状の樹冠 | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 茨城県常総市大輪町 | |||
所在施設 | 安楽寺 (正覚山蓮前院) | |||
撮影日・状態 | 2024.09.30 : 主幹上部と根本の一部に枯損あるが、樹冠は広く樹勢は良さそう | |||
アクセス | ||||
車 | 圏央道・常総ICから約7km、坂東ICから約11km | |||
電車 | 常総線・北水海道駅から約5km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 安楽寺由緒の解説板 :内容は下記雑記の写真04を参照 [2] カヤの解説板 :内容は上記巨木の写真13を参照 ■外部ウェブサイト [3] 安楽寺ホームページ :境内の紹介にロケ地としての情報あり [4] 大生郷天満宮ホームページ:関東最古の天満宮、安楽寺は当社の別当寺であった [5] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2006年度の調査記録) ■少遠景の記録 [6] 弘経寺の来迎杉 :常総市、浄土宗の古刹にそびえ立つ常総市で最大のスギ [7] 坂野家住宅の庭木 :常総市、名家の屋敷を転用した博物館、巨木はイヌマキとクスノキ |
巨木と雑記.安楽寺
安楽寺 [1] [3] は創建から千余年もの歴史を持つという真言宗の古刹。 平安時代、関東最古とされる天満宮 (後述) の神宮寺として創建。 最盛期を迎えた江戸時代には、江戸城の鬼門守護の祈願寺とされ、多くの末寺を従えた大寺院でした。 厄除けの元三大師とも呼ばれ、毎年正月の大がかりな護摩供には、大勢の人々が参拝します。 また広大な境内は、風情ある豊かな寺叢に覆われている。 表参道などは、時代劇のロケ地にも使われているそうです。 (ロケ地例:NHK・軍師官兵衛、NHK・陽炎の辻、TBS・JIN-仁、フジ・信長協奏曲など) 諸堂伽藍の入口に建つ山門 (中門)。 その前に根差しているのは、安楽寺の長い歴史を体現しているカヤ老樹。 じつに風格ある佇まいで、枯損した主幹上部も荘厳にみえてくる。 昭和30年 (1955) の大火 [2] に延焼しながら回復し、 今は大きな樹冠を茂らせています。













巨木と雑記.大生郷天満宮
安楽寺から西に約2kmほどの位置に鎮座する大生郷天満宮 [4] 。創建は平安末期の延長7年 (929)、関東最古ともいわれる天満宮であり、 かつて安楽寺が別当を務めていました。 社伝によると創建したのは、菅原道真の三男である菅原景行。 大宰府で父道真の死後、景行は常陸国の国司へ着任。 その後、ここを聖地と見定め、携えてきた道真の遺骨を祀る社殿を建立。 これが創建の由緒とされます。 日本三大天神の一つに讃えられ、多くの参拝者が訪れている古社です。





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